キレイな景勝地で構図を使った誰もが美しいと思う「センスのある写真」。
自分にはセンスがあるのだろうか?それともないのだろうか?そんな事を誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
もっと上手になるには気合が必要だ。「ヤー!パワー!」
今回は写真センスがある人・ない人の5つの特徴、写真センスのある撮り方や磨き方をこれまでの実体験をもとにご紹介します。
写真センスは生まれつき身につくものではなく、後天的に磨いて上手になる場合がほとんどです!
この記事を読むことで以下のような悩みを解決することができます。
・写真センスがある人の特徴を知りたい
・写真センスがない人の特徴に該当したくない!
・どうやったら写真センスを磨くことができるの?
これまで自分をはじめ周りの写真部員を見てきた中で、上達する人とそうでない人の違いを身に染みて見えてきましたので最後まで呼んで頂けたら幸いです。
写真の感性が低い人はもともとそうであったわけではなく、原因は”アンバランスさ”だと思います。「写真が下手な人は感性が低いわけではなく見直すことをやっていない。下手と言われる人の特徴とおすすめ構図について解説します。」では下手と言われる人の特徴と解決策をご紹介しています。
写真の感性が高いって言葉を耳にしますがザックリとしたこの言葉、一体どういう意味なのでしょうか。「写真が上手い人の特徴から具体的に感性を磨く方法を解説します!写真は感性が大事って言うけど意味不明だから言語化します。」では写真に生かされる感性について言語化してみました。
写真のセンスのある人とは『美的なセンス』を磨いてきた人のこと
出典:unsplash
そもそもですが、写真に必要な”センス”とは何のことを指しているのでしょうか。
以前、「写真が上手い人の特徴から具体的に感性を磨く方法を解説します!」で感性についてご紹介しましたが、センスはこれと似た言葉で”微妙な感覚”という意味があります。
センスとは『物事の微妙な感じをさとる心の動き。微妙な感覚。』
出典:Oxford Languages
つまり、これまでその人が生きてきた価値観や環境、人間関係や交友関係、芸術に触れてきた回数が写真のセンスに影響を与えていると考えられます!
出典:センスの実態
写真に限らず勉強・仕事の場面でも、センスがある人とそうでない人が存在しますよね。
これは、今まで身に付けてきた知識(体験)に加えて、誰に言われないでも結果を予測することができる”考察力”がものを言います。
写真のセンスを要約すると、これまでたくさんの芸術・美術に触れ、知識や取り組んだ体験がある中から考察・創造されたもの、のこと。
Instagramでオシャレな写真をマネして撮れるセンスのある人は、たくさんのオシャレな写真に触れる回数が多く、何度も挑戦して(体験)、その結果としてオシャレな写真が撮れるようになります。
マネすることで疑似体験が可能になるので、写真のセンスを磨くためにはまずは”人のマネ”から入ることをおすすめします。
写真のセンスが「ある人」「ない人」の5つの特徴!
出典:unsplash
ここからは、具体的にセンスが「ある」と言われる人、「ない」と言われる人の特徴を5つずつご紹介します。
もし、自分に該当することがあれば上手になる妨げになっている可能性があるため、見直してみることをおすすめします。
センス「ある人」の特徴5つ
まずは、センスが「ある」と言われる人の特徴5つ。
①芸術・アニメに関心がある
出典:unsplash
センスが「ある」と言われる人は芸術・アニメに造詣がある場合が多いです。
造詣がある、と言ってもマニアと呼ぶほど詳しく網羅している必要はありませんが、興味がある又は過去に創作活動を行っているとその感性は写真にも生きてきます。
【芸術・アニメが生かされる理由】
・文芸、絵画、彫刻、音楽、演劇などの芸術を通じて表現者としての感性が磨かれる
・アニメの創造性やアート表現を写真で再現できる
・世界観の発見や想像力が膨らむ
つまり、ジャンルは違っても芸術に普段から多く触れている人は写真を題材にしても、自分の世界観を持っていることが多いということ。
ポートレートカメラマンには絵画、アニメ好きな人がけっこう多いです!
これまであんまり芸術に縁がないという方は積極的に「美術展」「アート展」「アニメ展」「音楽ライブ」に足を運んでみるのがおすすめ。
見る際のポイントは①表現者の気持ちになって考えてみる、②作品の伝えたいことを考える、③良いと感じた理由はどこにあるのか考えてみる、こと。
考えること、多くて知恵熱でそう。。
私も趣味で音楽をやっていて、絵画にも触れようとダリ展に行ったときは理解しようとすればするほど理解不能でした!笑
見るときはその答え合わせをする必要はなく、自分の価値観を飛び出して想像してみることに価値があると思います。
②構図を無意識に使っている
出典:unsplash
世の中には、ありとあらゆる”黄金比率”で作られた構図が存在しています。
【黄金比率の例】
・氷の結晶
・オウム貝の甲羅
・ピラミッド
・絵画
・建物
・デザイン
・広告
写真でも同様に”構図”と呼ばれるものが存在し、それを取り入れることで写真をより美しく印象づけることができるようになります。
センスがある人はこの構図を無意識のうちに使っていて、頭では理解していなくても「ちょうど良い感じ」と感覚的に活用することができます!
上の写真は「放射線構図」と呼ばれるもので、建物や道路・トンネルなどを使って作ることができる構図。
こちらは「フィボナッチ構図」と呼ばれるもので、オウム貝の甲羅の形を応用した構図。
無意識で構図を使える人は多くありませんが、写真構図を知らない方は今からでも勉強することで明日の撮影から生かすことが可能です。
まだ、写真構図を知らないという方は下の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてみて下さい。
③完璧主義で神経質
出典:unsplash
これは少し先天的な要素もありますが、芸術家タイプの人は感受性が豊かである場合が多いです。
個人的な意見ですが、学生時代はどちらかと言うとクラスで目立つ明るいタイプではなく、いつも特定の友達と少数グループで活動している、そんな印象があります!
そんな芸術家タイプの人は感受性が豊かなため、「周りの統一された考えに共感できない」「人が気づかない些細な事に感動する」「神経質」「完璧主義」の方が多いでしょう。
【完璧主義で神経質が写真に向いている理由】
・写真は目に見えるゴールや結果がない場合が多い
・自分に厳しく写真表現を追求できる
・ロケーションや機材に妥協しない
・細かい部分の変化に気付くことができる
・納得できる基準は自分の中にしかない
そのため、より細かい変化への気付きや対応力、機材選び、写真表現の追求と妥協しらずなので、より没頭した作品撮りが行いやすくなります。
「このくらいでいっか」と考えるラインは成長に合わせて、その水準も上がっていくでしょう。
TV番組「プロフェッショナル仕事の流儀」のスガシ〇オさんのテーマ曲が聞こえてきそうなヤツですね。。
この体質をお持ちの方はカメラ初心者であっても短期間で上手になったり、新しい課題を見つけてはクリアしていく方が多いでしょう。
とりわけ「完璧主義」「神経質」タイプは、アーティスト・技術職・歌手・画家として活躍している方が多いというデータからも写真との相性は良さそうですね。
④カメラ・レンズの特性を知っている
出典:unsplash
これは明確な事実ですがカメラ・レンズの特性や操作をよく知らずに、素晴らしい写真を撮る人を見たことがありません。
プロスポーツ選手は自分の身に付ける道具の特性をよく理解し、自分に合わせて高さや幅をカスタマイズすることがあります。
そうすることで最高のパフォーマンスが発揮できると考えるためで、道具は結果を出すための大切なツール。
【カメラ・レンズの特性】
・持っているカメラに出来ること、出来ないことを知る
・レンズ特性を知る
・操作方法をマスターする
・異なる環境下でも最適な設定を知っている
ここが基礎としてしっかり身に染み付いているとカメラに気を取られる時間が少ないため、ロケーション情報・被写体の変化・ハプニングを見逃しにくいため良い写真が生まれる確率が上がります。
いつもカメラモードは自動お任せで撮ってます。。
いつも同じ自動モードで撮影している方は、まずはマニュアルモードから初めて、三大要素「シャッター速度・ISO感度・絞りf値」の関係性を頭に入れましょう。
また、撮影環境や被写体との距離によって最適なレンズ選びも必要になるため、バリエーションを揃えてそれぞれの特性を把握しておくことも大切。
⑤上手になりたいと思っている
出典:unsplash
最後は精神論になりますが、そもそも上手になろうと思っていない人は今以上、上手になることはまずありません。
カメラ歴が長い方は自分が考えていた成長速度より、実際は緩やかな成長にとどまる可能性があります。
出典:ノスタルジア
これは写真に限ったことではなく、勉強やスポーツでも同様の傾向があります。
歴が長いほど急いで上手になる必要がないため、たまに空いた休日にしかカメラを持ち出さなくなるものですが、マンネリはつきもの。
カメラ歴10年です。でも、ここ数カ月はカメラ触ってません。。
上達するには十分な機材も必要ですが、まずは”モチベーションを保つこと”にその秘訣はあります。
【モチベーションを保つ方法】
・撮影は1人でしない
・コミュニティに所属する
・同じような環境・境遇の友達を作る
・明確な通過点やゴールラインを決める
私がこの写真部WEBページを1年半前に開設して、これまで約140記事の投稿を毎週のように継続してきました。
疲れてPCに向かいたくない時もありましたし、ネタがなくて困ることもありましたよ!
でも、ここまでほぼ毎週更新し続けられているのは、写真部MUZE運営としての責任もありますが、コラボ企画から生まれる新しい出会いや異世界との繋がりがとても新鮮なため。
ほど良い刺激と緊張感があるからこそ、ここまで続けてこられたと思っていますし、これが個人ブログなら数カ月で挫折していたと思います。
まずは、技術・知識をインプットする前にモチベーションを高めて、上手になりたいと思うことが上達する上で重要だと考えています。
センス「ない人」の特徴5つ
続いては、センスが「ない」と言われる人に共通する特徴を5つご紹介します。
①カメラ・レンズへの知識が乏しい
出典:unsplash
初めて一眼レフやミラーレスを買った方は、とりあえず撮影できる喜びに一喜一憂してしまうもの。
レンズはカメラと一緒に買ったキットレンズを使い、ズームレンズの距離感はよく分からないけどモニターに映し出されるキレイな画に感動するでしょう。
初めはそれでも構いませんがある程度、撮り慣れてきたらカメラのシャッターやダイヤル以外の操作、保存形式、ピクチャースタイルも積極的に触るのがおすすめ。
【カメラ・レンズの知識がなくて起こる問題】
・良い写真が撮れても再現性が低い
・天候や明るさの外因環境に影響されやすい
・撮りこぼしたくないシーンで上手に撮れない
・描写の良し悪しが分からない
こう言ったカメラ・レンズの知識が乏しいことで起こる問題は、日常的に起こっているのではないでしょうか。
センスがないと言われるのは出来上がった写真に対して下される評価ですが、そもそもその前段階として設定を知らないことで下手だと思われる可能性があります。
この前は上手く撮れたから、今回も撮れると思ったのだけど。。
操作や特性を知った上で出来ること、出来ないことを理解するともっとセンスある写真が撮れる可能性はグっと高まるでしょう。
②明るすぎたり暗すぎたりが極端
出典:unsplash
センスがないと言われる人の写真は「明るすぎる」「暗すぎる」という共通点があります。
適正な露出が分からないままカメラにされるがままャッターを切っているだけなので、こういった事態はよく起こりうるでしょう。
【明るすぎ・暗すぎ】
・カメラ設定はいつも同じ
・白飛びを白飛びと認識していない
・黒潰れを黒潰れと認識していない
・被写体が不明瞭になってしまう
撮影後に現像レタッチをするようになると分かるのですが、白飛びした部分や黒潰れした部分は編集でも手に負えません。
出典:unsplash
適正露出はその環境によって基準が異なりますが、だいたい「+-2」程度に収めることが望ましいでしょう。
マニュアルモードを使っていると三大要素「シャッター速度・ISO感度・絞りf値」を全て自分で変更する必要があるため、初めのうちは操作を忘れてこういった写真が生まれてしまいます。
高級カメラ「LEICA」は黒から白までの階調が広すぎて白飛びしがちですが、これは例外です!
白飛びと黒潰れの違いを覚えたら、適正露出で撮るか少し暗めに撮っておくとあとで現像レタッチがやりやすくなるため、失敗写真が減るのに一役買ってくれるでしょう。
③水平・垂直が歪んでいる
出典:unsplash
美しい風景・人物写真は、縦横のバランスが均一になっていることが多い。
これは、カメラモニターにグリッドラインを表示して撮影したり、レタッチで角度調整しているためバランスの均等な写真が生まれます。
【水平・垂直が歪んだ写真】
・見た感じ落ち着かなくて酔ったり気になったりする
・違和感が残る
・広角レンズで撮ったら歪んだ
必ず水平・垂直が揃っていないといけないというルールはありませんが、一般論として歪んだ写真はとても見る側の妨げになります。
特に風景・建物を被写体にした写真では、被写体の正しい立体感が伝わりにくいため、致命的と言えるでしょう。
賃貸物件の部屋写真が歪んでいると、部屋の広さや形が分かりにくいことがあります!
作風や狙いがあって敢えて水平をずらしている場合は、その限りではありませんが、少なくとも意図しない水平・垂直は修正するようにしましょう。
Photoshopやレタッチアプリでは水平・垂直・奥行など立体的な歪みまで修正することが可能で、本格的に撮影していきたいけどまだレタッチアプリを使ってない方は検討しましょう。
④視空間認知に障害がある
出典:unsplash
写真センスが「劇的にない」と言われる人はまれに、視空間認知が上手じゃない可能性があります。
どうやったらこんな写真が撮れるの?と思うほど、アングルや距離感が極端な場合はその可能性を疑っても良いでしょう。
【視空間認知とは】
出典:LITALICO発達ナビ
・目から入った情報→物の位置や向きを認識する能力
・視力とは異なる空間認知
・読み書きが困難
・距離感や奥行きに影響を与える
写真は目に映る光景をいかに写真に上手く再現できるかを問われる作業ですが、この視空間認知があると見た光景を再現することが難しいでしょう。
本人は見たそのままを再現しているつもりのようですが、正常な方と比べるとかなりの誤差があります。
視空間認知能力は訓練によって鍛えることができますが、独学ではなく専門の医療機関で診断を貰ってから治療することをおすすめします!
ちなみに、私を含め写し絵が苦手な人っていると思いますが、これは視空間認知能力の問題ではなく、単に絵を描く訓練が少ないために起こる誤差のようです。
⑤写真センスは生まれつき身につくものだと思っている
出典:unsplash
写真のセンスが「ある」人の特徴でも触れた”上手になりたいと思っている”の反対。
生まれつき写真センスがある人は良いよなぁ。自分はそうじゃないから、頑張ってもそこまで上手にはなれない。。
こんな感じでしょうか。
【写真センスは生まれつき?】
・親や親族が写真に関わる仕事をしていた
・生まれつき写真センスがある
・小さい頃からカメラを持っていた
・写真館の跡継ぎ
確かに、有名な写真家は専門学校・大学で写真を専攻している場合が多いわけですが、大人になってから初めてカメラを触って写真家になった人もいます。
こちらの記事は関西写真部SHAREで組まれた特集で『カメラを始めたきっかけ』についてまとめられた物ですが、意外と大人になってからカメラを触っている方が多いですね。
年鑑書籍「プロカメラマン File」に掲載され、日本最大の写真の祭典「関西御苗場2018」レビュアー賞を受賞した関西写真部SHARE代表の小野友暉さんも同様。
通販サイトの素材写真用にカメラを購入、周りにもカメラをやっていた人はいなかったことから皆さんと同じように幼少期から写真に触れてきたわけではないようです。
多少なりとも幼い頃から芸術・アニメに触れる機会が多く、センスが磨かれてきた人はちょっとしたことがキッカケで写真家として才能を開花することもある、ということですね!
私自身も、2年前に初めてカメラを触ったので、始める年齢は関係なく”熱量”の問題と言えそうですね。
具体的な写真センスの磨き方3選
出典:unsplash
最後に、自分は写真のセンスがないと諦めている方向けに写真センスの磨き方3選をご紹介します。
センスは一朝一夕に磨けるものではありませんが、この3つを実行するだけで適度な緊張感、モチベーションを維持することができるものと思います。
1.写真構図を活用する
出典:unsplash
まず、センスがないと言われる人にありがちなのが「構図」を活用していない点。
写真のことを知らない人でもポートレート写真を見たとき「あっ、すごくキレイだなぁ」と感じることはありますよね。
そして、「良い」と思うポイントを言葉で表現するのは難しいものですが、その秘訣は構図。
何となく被写体だけを撮るのではなく、そこにある構造物を使って撮ることでとても印象的になります。
こちらはポートレートでは鉄板の「前ボケ→被写体→後ろボケ」構図。
前後にボケがあることでこの女性が居る場所はとても魅力的なスポットに見えますし、その中にいる女性も華やかに見えますよね。
こちらは、「三分割」と呼ばれる構図で縦横に2本のラインを引いて、そのラインが交錯する地点に被写体を配置します。
何となくセンターに配置するよりオシャレな雰囲気が出やすく、ポートレートでは使える構図。
このように構図を活用することでポートレートに限らず、風景・スナップ・スポーツ写真でもより印象的な画作りがしやすくなるでしょう。
2.上手な人が多いコミュニティに属する
出典:unsplash
自分のセンスを磨くためにはより上手なカメラマンやモデルさんから刺激を受けることは多々あります。
撮影した写真を発表する場として「Instagram」を活用している方が多いと思いますが、近くの地域に住むカメラマンの情報はタグを見ればカンタンに掴むことができます。
そこで、身近にいる上手なカメラマンを目標として撮影に取り組むことで、成長スピードは格段に速くなります。
【上手な人が多いコミュニティ】
・地域の写真部
・写真愛好会
・メーカー主催の撮影会
ポイントは上記のようなコミュニティに所属して”一緒に撮影する”こと。
出来上がった写真をいくら眺めていてもそこから学ぶことは少ないため、制作過程を見ることでより具体的な問題解決やアイデアを貰うことができます。
私も、同じ鹿児島に住むポートレートカメラマンを師匠と仰いで写真展でお話を伺ったり、一緒に撮影する機会を頂いたことがあります。
それを機に「レフ板ってこんなに素晴らしい物なんだ」「ストロボばっかりに頼っていた」「マニュアルモードだけじゃなくて絞り優先も状況に合わせて使い分ける方が良いんだ」「いつも高めの露出だったけどこんな暗く撮っても大丈夫なんだ」と当たり前の概念を覆されました!
お金を払っても学べないような貴重な体験でしたし、それを機にグンとまた写真が良くなったような気がします。
センスを磨きたいと考えるならカメラレンズ以外に”人との繋がり”も大切にすることをおすすめします。
3.写真塾やオンラインサロンに入会する
出典:unsplash
身近に上手なカメラマンや憧れの存在がいないよ!という方は、写真家が主催する写真塾やオンラインサロンに入会するのも手。
出来れば一緒に撮影する機会がある写真塾が望ましいですが、憧れの写真家が遠方に住んでいる場合はオンラインサロンでも効果は高いと言えるでしょう。
【写真塾やオンラインサロンの魅力】
・自分が撮った写真に対するアドバイスが貰える
・無料では手に入らない情報が手に入る
・同じように上手になりたいと考えるカメラマンと知り合える
・短期間で効果的に上達できる
初心者の方がカメラを買ってしばらく撮影したら、写真塾やオンラインサロンに入ると専門用語が分からないからついていけない、なんてこともあります。
しかし、学びながら知識は身に付けることができるため、必要以上の失敗をしないで短期間で上達することが望めるでしょう。
ちなみに、主催する写真家が使っているカメラメーカーと同じメーカーを使っている写真家さんを選ぶのがベターです!
CANONユーザーなら西田航さんが主催するオンラインサロン「西田航フォトカレッジ」がおすすめ。
毎週、西田さんが提出するお題に合わせた写真を参加メンバーがそれぞれ投稿していき、西田さん本人からコメントを頂けたり「3選」で選ばれるとモチベーションが上がります。
また、他のカメラマンが投稿した写真にはEXIF(シャッター速度、ISO、露出、使用機材等)情報が添付されているので、撮影の参考になるでしょう。
繰り返し練習して審美眼を身に着けよう!
出典:unsplash
今回は写真センスがある人・ない人の5つの特徴、写真センスのある撮り方や磨き方をこれまでの実体験をもとにご紹介しました。
「センスのある人」「センスのない人」はいずれも生まれつき持ち合わせたものではなく、後天的に身に付けることができるものばかりです。
しかし、1人で行う撮影は気楽であるがゆえに、緊張感やモチベーションを保つことが難しいもの。
センスを磨くカギは”環境に身を投じること”、そして”モチベーションを維持”することにあります。
今回の記事が、写真センスの見極めや具体的に磨き方を知りたいと思っている方の参考になれば幸いです。
鹿児島写真部MUZEでは「ポートレート撮影体験」「フォトウォーク」「写真展」等のイベント開催を行っており、楽しい撮影を楽しもう!を合言葉に撮影技術の向上・モデルマッチング・地元観光応援を目指した企画を行っています。
前回、前々回と参加してなかった初心者さんでも気軽に参加することができるので、皆さんの部員応募やイベント参加をお待ちしています。
部員参加は下記、入部フォームから簡単にお申込みすることができます。たくさんのカメラ写真好きの皆様とお会いできることを楽しみにしております!
■無料・部員入部ホーム■
カメラを始めてわずか半年でプロモデル、テレビ局タレントの撮影を担当する。ポートレート撮影や企業撮影のほかWEB広告クリエイターとして活動。2021年7月7日に鹿児島写真部MUZEを立ち上げ、クリエイターやアパレル・ハンドメイド作家・地元店舗とコラボ企画を行う。2022年『PASHA STYLE』認定クリエイター。鹿児島出身。
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