【2022年最新】究極のポートレートレンズ15本!おすすめは焦点距離35mm・50mm・85mm付近が最適です。

ポートレートに最適なレンズは時代の流れとともに少しずつ変化しています。

ミラーレス以前の一眼レフ時代では「50mm・85mm・100mm・135mm」の標準~望遠レンズが定番とされていますよね。

しかし、密かに16mm・24mm・35mmと広角レンズも注目されており、カメラ初心者にとってはどこから手を出したら良いか悩ましい問題ではないでしょうか。

今回は写真部MUZEがおすすめする究極のポートレート用レンズ15本、明るい単焦点レンズが良い理由をご紹介します。

この記事を読むことでポートレートに必要な交換レンズを知ることができます。



ポートレートとはそこに映る人物の魅力に迫るもの

人物の被写体
出典:unsplash

ポートレート(ポートレイト:portrait)は人物を対象とした「肖像写真」のこと。

 

「ポートレートとは肖像画や肖像写真の意味で、人物を主な被写体とした写真のことをいいます。一般的には、望遠レンズなどを使って背景をぼかして省略し、背景から人物を際立たせるような写真がポートレートとしてよく撮影されます。」
出典:CANONイメージゲートウェイ

 

よく似た写真のジャンルとしては「スナップ写真」でも同じように人物を入れた構図写真がありますが、最大の違いは”人物の魅力にコミットしているかどうか”

 

✔ポートレートとスナップの違い
・ポートレートの主題は人物
・ポートレートでは背景を強くぼかす
・スナップの主題は「人物+背景」のトータルイメージ
・スナップは背景のディテールを残す

 

アプリやフィルムカメラによって撮影されるレトロエモい写真が人気がありますが、これは「スナップ」に分類されます。

 

スナップでは路地裏・街・ビル群・海辺が好まれていますが、スナップかポートレートかどうかは背景のディテールや色味が残っているかどうかで判断することができます。

 

背景と人物の佇まいから感じることのできる「懐かしさ・温もり」と言った感情を沸き起こすものが「スナップ写真」、背景がどこにいるのか分からないくらいボカして人物の顔や表情を際立たせているものが「ポートレート」と覚えておくと分かりやすいでしょう。

ポートレート用レンズを選ぶときのコツ

たくさんあるレンズ群
出典:unsplash

ポートレートの定義をおさらいしたところで実際にどのようなレンズを選べば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ポートレートに欠かすことのできない明るさをコントロールする鍵「F値」が小さいもの、カメラセンサーが大きいもの、コスパを考えた撒き餌レンズをおすすめする理由をご紹介します。



カメラはAPS-C又はフルサイズセンサーのカメラが望ましい

センサーサイズ

カメラ本体にはレンズ接合部の近くにCCDやCMOSと呼ばれる種類の「イメージセンサー(撮像素子)」が備わっています。

 

レンズ性能のF値がより小さいもの(F1.2やF1.0など)がボケやすいと言われていますが、実はカメラセンサーも大きさによってボケ方を大きく左右しています。

 

✔カメラのイメージセンサーの種類
・中盤(43.8×32.9mm)
・フルサイズ(36×24mm)
・APS-C(23.6×15.8mm)
・マイクロフォーサーズ(17.3×13mm)
・1型(13.2×8.8mm)
・1/2.3型(6.2×4.6mm)

 

一般的によく目にする写真は下記のカメラセンサーによって写されたもの。

 

センサーサイズ比較表
出典:価格.com

 

基本となるのが35mm換算の基準となる”フルサイズ”。こちらは大きなセンサーサイズなのでボケ方も大きくなります。(正確には「ボケ=被写界深度」)

 

そのほかではAPS-Cやマイクロフォーサーズ機種も多いですが、センサーサイズが小さくなるほどボケ方も比例してボケにくくなっていきます。

 

スマホでは1型や1/2.3型センサーが採用されていますが背景のボケ方が一眼レフと比べてボケにくいのは、センサーサイズが小さいことに由来。

 

そのため、背景を強くぼかして人物を際立たせるためには、より大きいイメージセンサーであるAPS-Cやフルサイズセンサー搭載カメラが望ましいと言えるでしょう。

 

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

スマホの「ポートレートモード」で後ろが不自然なボケ方をしている理由は、一眼レフの自然なボケ方と違って無理やり最適化しているためです。

F値の明るいレンズかどうか

イメージセンサーは大きい方がボケやすいのでポートレートにはフルサイズセンサー搭載カメラが最適なのですが、もう一つ重要なポイントがレンズ”F値”

 

これはどうしてもレンズ性能に由来してしまうのである程度、予算をかけて良いレンズをゲットする必要があるでしょう。

 

✔ポートレートに必要なF値目安
・7mm~24mmならF2.8以下
・35mm~50mmならF1.8以下
・55mm~85mmならF2.0以下
・100mm~200mmならF4.0以下

 

最低でもこのラインは越えていないと背景をぼかして人物をクリアに映すことは難しくなります。

 

ちなみに、広角レンズ(7mm~24mm)では人物に近づいて撮影することが多くなるため、F2.8以下もしくは背景を遠くに配置する必要があるでしょう。

 

反対に85mm以上の中望遠~望遠レンズの場合は、”圧縮効果”と呼ばれる効果が期待できるためF値は4.0でも十分明るいと言えます(手前の大きな被写体から遠くの小さい被写体まで全て映しこむため下写真のように焦点距離200mm、F8.0で撮影しても遠近感が出てボケが生まれます)

 

超高画質の写真

 

また、F値が小さく明るいレンズは光量が少ない朝方・夕方・夜・室内でも、わずかな光を活用して撮ることができます。

 

となるとよりF値が小さくて望遠レンズほど最強にボケるわけですが実際はとても高価なレンズが多いので揃えるのは容易ではありません。その辺りは次項でご紹介します。

 

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

ちなみにオールドレンズなら焦点距離35mm・50mmのF1.8レベルが数千円で手に入れることができますね。

高価なレンズ予算を抑える

単焦点でF1.2まで明るいレンズは型落ちでも15万円以上、Canon最新RFレンズやSONY・GMASTERともなると30万円以上はザラです。

 

ずっとカメラをやっていてこの画角なら一球入魂できるという場合をのぞけば、多くのカメラマンにとってF1.2クラスは憧れであり非現実的なレンズ。

 

お金がかかるカメラという趣味を継続していくためにはある程度、予算の折り合いをつける必要がありますよね。

 

✔レンズ予算を抑える方法
・撒き餌レンズを使う
・サードパーティ製SIGMA・TAMRONから選ぶ
・純正の型落ち中古をメルカリで買う
・中華製のサードパーティレンズを選ぶ
・レンズのサブスク制を利用する

 

最近では中華・TAMRON・SIGMAなどサードパーティー製と呼ばれるレンズ群は、純正よりずっと安いわりになかなか素晴らしい描写をしてくれるレンズが多いです。

 

その中でもおすすめは”純正・撒き餌レンズ”を使うことですね。

 

純正なのでカメラ本体との相性はバッチリ、しかもF1.8クラスでも3万円以下で買える物が多いのでこれまで敬遠していた方はこれを機にサブとして使用することをおすすめします。

 

撒き餌レンズと言えども作りが安っぽいこと以外は、純正らしく高精細できれいなボケを期待することができるでしょう。

 

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

CANONユーザーならRF50mm F1.8が2万円台で買うことができとてもキレイな映りをしてくれますよ。

【2022年最新】最強のポートレート用レンズ15本!

置かれたレンズ
出典:unsplash

ここからは実際にポートレートに最適なレンズをそれぞれ焦点距離ごとにご紹介していきます。

各メーカーから魅力的なレンズはたくさん発売されていますが、その中でも写真部MUZEがおすすめのレンズをピックアップしています。



CANON(キャノン)




焦点距離50mm「RF50mm F1.2」

rf50mmf1.2
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2018年10月発売
楽天価格:345,530円(2022年4月時点)
レンズ構成:9群15枚
F値:1.2-16.0
撮影最短距離:0.4m
重量:約950g

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Canon史上最高と呼び声高い50mmレンズでポートレート用レンズとして人気が高いまさに究極のレンズ。

 

F1.2をフル開放しても解像度が低下したと感じることもなく圧倒的な明るさ・解像度・美しいボケとすべてを備えたレンズと言えそうですね。

 

CANONユーザーで50mmという画角にこだわっていく方はやがては欲しくなる50mm頂点レンズですが、唯一の弱点があるとすれば単焦点レンズにしては約950gと重量感がありカメラと合わせて片手で持つにはそれなりの労力を必要とします。

 

それでも、この明るさは描写は他に類を見ないレベルで34万円するのも妙に納得してしまいますね。

焦点距離85mm「EF85mm F1.2」

ef85mmf1.2
出典:Canon

【スペック】
発売日:2006年3月発売
Amazon価格:177,500円(2022年4月時点)
レンズ構成:7群8枚
F値:1.2-16.0
撮影最短距離:0.95m
重量:約1,025g

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CANONの旧型EFマウントシリーズでは不動のポートレートレンズとして君臨していた「EF85mm F1.2」。

 

中望遠レンズで圧縮効果が高まることから「50mm F1.2」よりさらにボケ感が強く出やすく、気になる背景も簡単に塗りつぶせてしまうほどボケるので人物を浮かび上がせることに特化したレンズと言えます。

 

RFレンズが高いことを考えると17万円台で手にできる点は大きなメリットですし、マウントアダプターを使えば「EOS Rシリーズ」のカメラに装着して運用できます。

 

最新RF85mm F1.2もさらに光学性能が進化して素晴らしいレンズですが、ここまで「EF85mm F1.2」ほどCANONユーザーから愛されたレンズも稀かと思い紹介させて頂きました。

焦点距離24-70mm「EF24-70mm F2.8L II USM」

ef24-70f2.8l2
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2012年9月6日発売
Amazon価格:191,900円(2022年6月時点)
レンズ構成:13群18枚
F値:2.8-22.0
撮影最短距離:0.38m
重量:約805g

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こちらも旧型EFマウントシリーズで大三元ズームレンズⅡ型としてあらゆるシーンで活躍していたプロレンズ。

 

高い解像度・自然なボケ・逆光耐性と文句のつけようがないですが、24-70mmという焦点距離からポートレート用としても愛用してるカメラマンさんが多い印象ですね。

 

私も愛用しておりF2.8では少し暗いかな?と思ったりもしますがRFカメラの場合は高感度に強く、また焦点距離を50mm以上にすれば圧縮効果ものぞめるのでそこまで苦に感じたことはありません。

 

各メーカーから大三元ズームレンズが発売されていますが、その中でも24-70mmという領域はポートレートにも最適なのでおすすめです。

SONY(ソニー)




焦点距離24mm「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA(SEL24F18Z)」APS-C用

24mmf1.8
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2011年12月9日発売
Amazon価格:80,155円(2022年4月時点)
レンズ構成:7群8枚
F値:1.8-22.0
撮影最短距離:0.16m
重量:約225g

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APS-C用レンズとして設計されたポートレート向きレンズ「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA(SEL24F18Z)」。

 

ちょっと後を引くトロっとしたボケに高い描写、ほどよいF1.8と8万円台で買えることを考えるとコストパフォーマンスも優れていますね。

 

重量わずか約225gと超コンパクトで最短撮影距離0.16mとかなり接写もできるので色んなバリエーションの写真を撮ることができるのではないでしょうか。

焦点距離50mm「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)」

35mmf1.4
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2016年7月29日発売
Amazon価格:162,780円(2022年4月時点)
レンズ構成:9群12枚
F値:1.4-16.0
撮影最短距離:0.45m
重量:約778g

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SONYのレンズ群の中でも特にポートレートレンズとして人気があるのが「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)」。

 

ツァイスレンズならではの高い解像力に美しいボケ、そしてSONYレンズはAF精度・速度に定評がありますがこのレンズもいかんなくその高精度AFを発揮しています。

 

このレンズは至高のポートレンズと言われる所以は、性能面だけでなくその美しい外観やデバイス感にもあります。

 

約778gとずっしりとした漆黒のボディに「ZEISS」のロゴ、このレンズに魅了されたカメラマンもとても多いのではないでしょうか。

Nikon(ニコン)




焦点距離58mm「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G(Fマウント)」

58mm
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2013年10月31日発売
楽天価格:189,000円(2022年4月時点)
レンズ構成:6群9枚
F値:1.4-16.0
撮影最短距離:0.58m
重量:約385g

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9年前に発売されたとは思えないほど美しいボケと淡い描写が特徴的なNikonの王道ポートレートレンズ。

 

黒から白にかけて諧調も鮮やかでこのレンズで撮るだけでどこか不思議な世界観を演出することができる点は60年以上の歴史を持つNikonの特権。

 

9年前のレンズながらあまり値崩れしていない点はデメリットになるかもしれませんが、最新Zシリーズ対応レンズにはない世界観をポートレートにプラスしたい人にはおすすめ。

焦点距離58mm「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct(Zマウント)」

58mmf0.95
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2019年10月12日発売
楽天価格:948,000円(2022年4月時点)
レンズ構成:10群17枚
F値:0.95-16.0
撮影最短距離:0.5m
重量:約2,000g

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幻の銘玉「AI Noct Nikkor 58mm F1.2S」の復刻版として誕生しただけでなく、S-LINEという最上級の光学性能を備えたポートレートレンズ。

 

ネームバリューだけでなく圧倒的な解像力・ボケ感そしてF0.95という驚異の明るさを誇るこのレンズはNikon史上No.1とも言えるレンズですね。

 

価格も突き抜けていますが2019年11月以降は受注停止、2020年7月から受注再開しているそうですが市場に出回っている数も少ないのでまさに幻のレンズと言えるでしょう。

FUJIFILM(富士フィルム)




焦点距離50mm「XF50mmF1.0 R WR」

xf50mf1.0
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2020年9月24日発売
Amazon価格:172,727円(2022年3月時点)
レンズ構成:9群12枚
撮影最短距離:0.7m
重量:約845g

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富士フィルムのレンズ群の中でもブランド化している存在「フジノンレンズ」の中でももっとも明るいF1.0のポートレート向けレンズ。

 

このレンズの特徴は絵画のように諧調のある鮮やかなボケ方で、ポートレートに限らずアート創作にも向いているレンズですね。

 

個性的なフジノンレンズが多い中でこのレンズは特に色乗りがよくポートレートとの相性は抜群だと思います。

焦点距離110mm「GF110mmF2 R LM WR」

gf110mmf2
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2017年6月22日発売
Amazon価格:314,300円(2022年3月時点)
レンズ構成:9群14枚
撮影最短距離:0.9m
重量:約1,010g

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2017年に発売されたGFX中盤センサーカメラ用のレンズで、35mm換算では87mm相当の画角になるポートレート向けレンズ。

 

中盤センサー対応レンズということはフルサイズ対応レンズに比べてさらに高画質で描写性能が求められる中で、このレンズは色乗り・描写・ボケとバランスの良さが売りです。

 

逆光耐性も強く価格は30万円台と高いですが富士フィルムユーザーなら一度は憧れる存在ではないでしょうか。

PENTAX(ペンタックス)




焦点距離31mm「smc PENTAX-FA31mmF1.8AL Limited」(APS-C用)

pentax31mm
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2001年5月23日発売
Amazon価格:89,800円(2022年6月時点)
レンズ構成:7群9枚
F値:18.-22.0
撮影最短距離:0.3m
重量:約345g
マウント:Kマウント

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PENTAXファンに圧倒的な人気を誇るのがFAリミテッドシリーズ。

 

このレンズは31mmと広角レンズの部類に入るものの高い描写力でポートレート以外にもスナップや風景写真用として根強い人気を持っています。

 

AF(オートフォーカスレンズ)なのでソフト面はAF仕様ですが、外観やデバイス感はオールドレンズ風の金属鏡胴というスタイル。

 

どこかアンバランスさを感じてしまいますが、長く使っていけるレンズなのでPENTAXユーザーにおすすめですね。

SIGMA(シグマ)




焦点距離35mm「35mm F1.4 DG DN | Art」

35
出典:SIGMA

【スペック】
発売日:2021年5月14日発売
Amazon価格:86,345円(2022年3月時点)
レンズ構成:11群15枚
撮影最短距離:0.3m
重量:約645g
マウント:SONY E、ライカ L

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SIGMAの単焦点レンズの中でも人気が高いのが「35mm F1.2 Art」と、この「35mm F1.4 DG DN | Art」の2本。

 

SIGMAレンズと言えばCANON・Nikon・SONY御三家に比べてボケ感が少し劣っている印象ですが、F値を2.8や4.0まで絞ったときの高画質は目を見張るものがあります。

 

ポートレートだけでなくスナップ・星空撮影用としても人気が高く、「35mm F1.2 Art」の約半値で買えることを考えると持っておいて損はしないレンズですね。

TAMRON(タムロン)




焦点距離35mm「SP 35mm F/1.4 Di USD」

SP35
出典:TAMRON

【スペック】
発売日: 2019年6月26日発売
Amazon価格:95,625円(2022年3月時点)
レンズ構成:10群14枚
撮影最短距離:0.3m
重量:約805g
マウント:Nikon F、Cannon EF

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メーカー史上最高傑作と公言しているレンズで高画質・ボケが素晴らしいポートレート用レンズ。

 

TAMRONと言えばズームレンズ大三元(15-30mm、24-70mm、70-200mm)のボケ感が圧倒的に美しいことで有名ですが、この「SP 35mm F/1.4 Di USD」はそのボケ味に加えて逆光耐性やレンズ内手振れ補正とオールインワンなのが特徴です。

 

価格も10万円未満なので35mmレンズを試してみたいという方は前出のSIGMA「35mm F1.4 DG DN | Art」か、この「SP 35mm F/1.4 Di USD」をおすすめしたいですね。

マイクロフォーサーズ




焦点距離42.5mm「Panasonic LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2」

Panasonic42.5mm
出典:Amazon

【スペック】
メーカー:パナソニックLEICA
発売日:2014年2月13日
Amazon価格:122,463円(2022年3月時点)
レンズ構成:11群14枚
撮影最短距離:0.5m
重量:425g

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パナソニックLEICAが2014年に発売したマイクロフォーサーズカメラ用のポートレートレンズ。

 

マイクロフォーサーズカメラに装着すると焦点距離42.5mmですが、フルサイズ換算だと「約83mm」とポートレートに最適な焦点距離レンズとして使うことができます。

 

やはりマイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さい関係で、フルサイズ・APS-Cカメラレンズに比べると若干、弱い印象はありますがF1.2と明るく描写も美しいレンズであることには変わりありませんね。

オールドレンズ




焦点距離50mm「Leica summarit(ズマリット) 50mm f1.5」

zumaritto
出典:Amazon

【スペック】
発売日:1957年発売
楽天価格:149,800円(2022年4月時点)
レンズ構成:5群7枚
F値:1.5-16.0
撮影最短距離:1.0m
重量:約320g
マウント:ライカM・Lマウント

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最強のクセ玉として有名なドイツ製「Leica summarit(ズマリット) 50mm f1.5」。

 

クセ玉と呼ばれる理由は開放F1.5当りで撮るとソフトフォーカスで淡い描写とボケ方が美しいですが、F値を絞るとハイライトとシャドウのコントラストが強くなり一気に世界観が変わるため。

 

ライカカメラとの組み合わせだけじゃなく、SONY機種と組み合わせると何とも言えない色味や世界観を演出することができるのでポートレートにおすすめですね。

焦点距離85mm「CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 85mm F1.4」

contax85mm
出典:Amazon

【スペック】
発売日:1975年発売
楽天中古価格:179,600円(2022年4月時点)
レンズ構成:5群6枚
F値:1.4-16.0
撮影最短距離:1.0m
重量:約595g
マウント:ライカM・Lマウント

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PHOTOHITO

 

ハイアマ・プロも愛用する方が多いオールド・ポートレートレンズの「CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 85mm F1.4」。

 

まずこのレンズで撮影された写真を見るとおおよそ、1975年に製造されたとは思えないほど美しい描写にとろけるようなボケ感に驚きますがオールドレンズ群の中でもパリっとした描写のレンズです。

 

F開放側では玉ボケ、F4あたりは手裏剣型、F5.6以降は八角形とボケ方が変わるのもこのレンズの特徴ですね。

 

なかなか市場に出回っている数が少ないので楽天なら中古でいくつか出品されているのでのぞいて見ると良いでしょう。

SONYが仕掛けたオールドレンズの世界

オールドレンズ作例
出典:PHOTOHITO

近年のオールドレンズブームによって数十年前のオールドレンズを最新ミラーレスカメラに装着するという光景は珍しくなくなりました。

 

YouTuberやインスタグラマーを使ってオールドレンズを若い世代に浸透させたのは、間違いなくSONYでしょう。

 

✔オールドレンズの魅力
・安くで買える
・ポートレートやスナップ向き
・同じレンズでも個体差がある
・淡い映りがエモい
・フレアやゴーストが人気
・動画やVlogに最適

 

このブームを仕掛けたのはSONYとも、マウントアダプター屋さん、レンズ屋さんとも言われていますが、いち早くあらゆるオールドレンズマウント(M39・M42・FD・L39)を装着できるようになったのはSONYです。

 

正確には「カメラ本体+マウントアダプター+オールドレンズ」という構造になるため、レンズマウントを互換するマウントアダプターメーカーがSONYと共同で策定したといった感じでしょうか。

 

マウントアダプタの仕組み

 

いずれにしても星の数ほどある世界中のレンズをほぼ全て装着できると言うことはカメラマンにとって至高の喜びであり、オリジナリティを求めるカメラマンの選択肢が増えたことは嬉しい悩み。

 

ポートレートに限らず動画やPVあらゆるところで活躍するオールドレンズは一度は試してみる価値がありますね。

実際のところポートレートにはどの焦点距離レンズが良いのだろうか

選ばれた1本のレンズ
出典:unsplash

果たしてポートレートを撮るカメラマンにとって最適な焦点距離ってどれなのでしょうか。

もちろん撮影する環境によって寄れる場面とそうでない場面、全身かバストアップか、また背景に何があるかによっても選ぶべきレンズ焦点距離は変わってきますよね。

定番と言われる標準50mm・中望遠85mm以外に、35mmなど広角レンズを使っている方がどのくらいいるか調査してみました。


標準50mm・中望遠85mmは今後も変わることのない定番

標準50mm・中望遠85mmは一眼レフ時代よりずっと「ポートレート向けレンズ」と言われていました。

 

その理由はどこにあるのでしょうか?

 

✔標準50mm・中望遠85mmがポートレートレンズと言われる理由
・明るい単焦点レンズのバリエーション豊富
・中望遠は背景をぼかしやすい
・標準や望遠レンズは歪みが少ない
・中望遠なら明るくなくてもボケを使える

 

CANONの旧EFレンズのラインナップを見てみると「F1.2、F1.4、F1.8」と同じ焦点距離ながら3本ものバリエーションを展開していることから、メーカー側も力を入れていることがうかがえます。

 

ある程度はメーカー側の戦略もあるかと思いますが実際に85mmで撮影してみると、程よく被写体さんとの距離感を保ちながらバストアップや顔アップを撮ることができます。

 

また、焦点距離50mmの場合は被写体さんに結構近づいて撮影することになりますが、こちらも適度に会話して指示しながら撮影するには最適。

 

結局のところ、この2つの焦点距離レンズでポートレートを撮る際にポイントかなと思っている部分が”レフ板を自分で操作できる距離かどうか”かな、と。

 

50mmと85mmなら大きなレフ板を被写体さんの前に置いて撮影したり左手で持ちながら撮影可能なので、ワイヤレスストロボがなかった時代はこの50mmと85mmしか選択肢がなかったのではないでしょうか。

 

たくさんのストロボ

最近は安価なストロボが多くなり手軽にオフカメラストロボを使えるようになったため、極端な話しポートレートレンズは200mmでも良いわけです。

 

とは言え、50mmと85mmは全長が短いぶん扱いやすく撮影しやすいことから今後もポートレートの主流であることは間違いないのではないでしょうか。

広角24mm・35mm・40mmが面白い存在になりつつある

先ほどの「✔標準50mm・中望遠85mmがポートレートレンズと言われる理由」でも触れましたが、標準や望遠レンズにはほとんど正中の歪みがありません。

 

反対に広角24mm・35mm・40mmともなるとさすがに水平が”歪曲”してしまうもの。

 

ある程度はRAW現像ソフトで修正することは可能ですが、一歩間違えると取り返しのつかない写真になってしまう可能性も。

 

35mm作例①
出典:PHOTOHITO

 

35mm作例②
出典:PHOTOHITO

 

しかし、最近はなぜか35mm周辺レンズが人気が高くなりつつあります。

 

✔広角24mm・35mm・40mmが人気を集める理由
・あえて四隅が引っ張られる写真を好む
・スポーツやファッションと相性がよくアクティブな印象に
・足長効果や小顔効果を期待できる
・接写でも全身を映しこめる

 

もともと、スニーカーなどファッション系広告ではアクティブな印象を残すため35mmやそれより広角側で撮られたものを目にしますが、ポートレートでも最近この焦点距離を目にします。

 

写真部MUZEのInstagramアカウントで以下のようなアンケートを取ってみました。

 

Instagramアンケート結果

 

定番の50mm・85mmは一定の人気がありますが35mmやそれ以外と回答する方も思った以上に多く、世の中は新しいポートレート向きレンズを模索しているのかなあと感じる結果になりました。

 

この35mmレンズに関しては前章で紹介したSIGMA「35mm F1.4 DG DN | Art」の人気も35mm定着の後押しに一役買っているのではないでしょうか。

ポートレートが上手になると写活はより楽しいものに!

浮かんでいるレンズ
出典:unsplash

今回は写真部MUZEおすすめ究極のポートレート用レンズ15本、ポートレート用レンズを選ぶときのコツ、最適な焦点距離についてご紹介しました。

いずれも予算を必要とするカメラレンズですがおすすめはこだわりの焦点距離レンズは高くても妥協しない、それ以外の焦点距離は撒き餌レンズやオールドレンズでカバーするという方法。

楽しみながらポートレート撮影が上手くなるとさらに写活が楽しくなるので目的を持って取り組むと良いと思います!

今回の記事が、究極のポートレート用レンズを探している方の参考になれば幸いです。




鹿児島写真部MUZEでは「ポートレート撮影体験」「フォトウォーク」「写真展」等のイベント開催を行っており、撮影技術向上・モデルマッチング・地元観光応援を目指した企画を行っています。

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