【2022年最新】キャノン単焦点の神レンズ5本!バチバチの解像度を誇るCanonのシンデレラレンズをご紹介します。

世界でもNo.1の市場シェアを誇るカメラメーカーCanon。

東京2020ではオフィシャルゴールドパートナーとして、先端技術や最高クラスの性能を備えた機材を提供し、プロフォトグラファー達がたくさんの歴史的瞬間や感動の瞬間を世に残しています。

今回は写真部MUZEがもっともおすすめしたい、2022年最新のキャノン単焦点の神レンズ5本ご紹介します。

この記事を読むことで、シンデレラレンズと言われる単焦点の神レンズを知ることができます。





単焦点レンズとズームレンズの違いは描写性能と明るさ!

ソファに置かれたCannonレンズ
出典:unsplash

単焦点レンズの魅力は言うまでもなく”明るさ””高い描写”の2つ。

 

そして、一般的には「70mm-200mm」「24mm-105mm」のようにズームイン(拡大)したりズームアウト(縮小)できるズームレンズと比べて価格が安いというメリットがあります。

 

レンズの構造
出典:一眼レフの教科書

 

価格が安い理由は、上図の写真のようにズームレンズは単焦点に比べてより多くのレンズを必要とするため、単純に部材が多くてコストがかかることが要因として考えられます。

 

しかし、安いだけでなく単焦点は大口径レンズが多いことでF値の明るさが保たれていること、画角に最適化されたレンズ設計になっているため歪みが少ないと言った特性があります。

 

✔単焦点レンズの良いところ
・大口径でF値が明るい
・背景がボケやすいので被写界深度をコントロールしやすい
・ズームレンズより部材が少ないので安い傾向にある
・ズームレンズより画角に最適な設計なので高画質
・フレアやゴーストに強い
・歪みや色収差が小さい

 

これ以上、被写体に寄れない場面ではズームレンズの方が便利なこともありますが、人物や建物など自分の足で距離をコントロールできる場面では圧倒的に単焦点レンズが有利ですね。

 

単焦点レンズを使うメリットは以下の記事で詳しく紹介しているので興味がある方はどうぞ。

キャノン単焦点レンズの3つの特徴

Cannonレンズの玉
出典:unsplash

スチール撮影やスタジオ内での撮影では単焦点レンズを好むプロカメラマンが多いですが、ここではCanon単焦点レンズの特徴を3つご紹介します。

これまで主流だったEFマウント群が今でも根強い人気とレンズバリエーションを誇りますが、新しいRFマウント群も定着しつつあり状況に合わせて使い分けているカメラマンが多い印象ですね。



現在はEF・RFマウントが主流

EFRFレンズシリーズ
出典:Canon

 

Canonの一眼レフカメラ用として「EFマウント」が採用されたのは1987年までさかのぼります。

 

たくさんのプロカメラマンを魅了し続けたEFシリーズですが、もっとも多くのシンデレラレンズや銘玉が生まれた30年とも言えるでしょう。

 

それ以外にもAPS-C用マウント「EF-M」、初期シリーズEOS Mカメラ用「EF-M」マウントもありますが、こちらは一代を築いたEFマウントを支えた脇役といったところ。

 

一眼レフからミラーレスカメラに時代が移行している背景もあり2018年10月に発売された「EOS R」の登場によって、Canonは新たなマウント「RFシリーズ」に大きく舵を切ります。

 

✔EF・RFレンズのバリエーション
【RF単焦点】15本(2018年~)
【RFズーム】11本(2018年~)
【EF単焦点】51本(1987年~2015年)
【EFズーム】88本(1987年~2015年)
【EF-S】22本(2004年~2016年)
【EF-M】6本(2012年~2016年)
出典:Wikipedia

 

RFマウントはここ4年ほどの歴史しかないため単焦点・ズームいずれもバリエーションが少なく、圧倒的なレンズバリエーションを誇るのがEFレンズ群。

 

プロカメラマンによる作例が多いこともあって1987年~2015年の間に生まれたレンズにはまさに銘玉と呼べるレンズが多い印象がありますね。

 

また、カメラボディにおいても東京2020ではEFマウントの「1DXMarkⅢ」がメイン常用機になっていたことから、ハイクオリティが求められる現場ではまだまだEFマウント機種の信頼性が高いことが伺えます。

F値開放でも解像度が高い

レンズの描写性能をもっとも生かすのは少しF値を絞った「F8~F11」というのがカメラマンの共通認識。

 

風景やスチール撮影においてもそれは有効で、絞ることで以下のような恩恵があります。

 

✔F値を絞ることで得られる恩恵
・描写が精細になる
・色や歪みの収差が少ない
・周辺減光が少ない

 

絞るということはそれだけ被写界深度が浅くなるため背景がボケにくくなりますが、それ以上に高精細になるという大きなメリットがあります。

 

私自身も、ズームレンズを使う場合は精細さに欠けることが多いので少し絞って撮ることが多い印象ですね。

 

しかし、単焦点レンズには「F開放にしても描写が高精細」と言う素晴らしい特徴があります。

 

RF50mm作例②
出典:PHOTOHITO

 

上の写真は最高級Lレンズ「RF50mm F1.2L USM」で撮影されたもので、こちらの写真は絞り「F2.8」と少し絞った状態ですがかなり高精細ですよね。

 

RF50作例①
出典:PHOTOHITO

 

そしてこちらがF値開放の「F1.2」で撮影されたものですが、相当薄いピントのはずなのに人物の顔や髪の毛、着物にいたるまで素晴らしい描写。

 

高い解像度に背景ボケが圧倒的に美しいので明るい単焦点レンズが人気の理由はこの辺りが要因ではないでしょうか。

逆光耐性が強い

最近ではタムロン・SIGMAなどサードパーティ製レンズの人気が高く、高解像度や手振れ補正などそれぞれの特性を生かしたレンズが販売されています。

 

しかし、Canon純正レンズに比べるとフレア・ゴーストを抑制する逆光耐性が明らかに弱いという検証結果が公開されています。

 

「RF50mm F1.2L USM」のレビュー以下。

 

「色収差は非常によく制御されており、サンバイザー(レンズフード)を無視してもフレアの兆候は見られません。歪みもないように見え、50mmの場合は正常です。」
出典:phototrend

 

有名なレビューサイト「phototrend」でも上記のように記載されており、フレア耐性への強さは揺るがないものがあると言えそうです。

 

RF50フレア耐性①
出典:PHOTOHITO

 

rf50フレア耐性②
出典:PHOTOHITO

 

実際に作例を見てみても逆光に近いシーンと思われる状況でも、ゴーストは出現せずフレアによって描写が甘くなる印象もあまりありません。

 

前項で説明したようにF値開放でも高精細でボケがキレイ、そして逆光時でも安定して撮れるあたりがさすがの「Canonクオリティ」と言えそうです。

【2022年最新】キャノン単焦点の神レンズ5本!

Cannon憧れの白レンズ
出典:unsplash

ここからは実際に使ったりこれまで見てきた作例の中でもずば抜けているCanon単焦点の神レンズ5本をご紹介します。

いずれも「Lレンズ」と呼ばれる赤いラインが刻印されているプロクオリティレンズがハイスペックで、2本以外は全てLレンズになります。



EFマウントシリーズ

シンデレラレンズのEF85mm F1.2L II USM

ef85mmf1.2
出典:Canon

【スペック】
発売日:2006年3月発売
Amazon価格:177,500円(2022年4月時点)
レンズ構成:7群8枚
F値:1.2-16.0
撮影最短距離:0.95m
重量:約1,025g

★商品レビューはこちら
Amazonカスタマーレビュー

★作例はコチラ
PHOTOHITO

 

まさにF値の開放主義者向けに開発されたレンズでCanonの代名詞とも言える神レンズ。

 

F1.2の世界は少し角度のついた顔なら右目か左目どちらかにしかピントが合わせられない狭い領域ですが、F1.4レンズでは表現しきれないより印象的な写真を撮ることができます。

 

ポートレート用レンズとして有名ですが少し絞ればバチバチの解像度で画面の隅まではっきり映してくれる素晴らしいシンデレラレンズですね。

初心者におすすめEF50mm F1.4 USM

ef50mmf1.4
出典:Amazon

【スペック】
発売日:1993年6月発売
Amazon価格:39,000円(2022年4月時点)
レンズ構成:6群7枚
F値:1.4-22.0
撮影最短距離:0.45m
重量:約290g

★商品レビューはこちら
Amazonカスタマーレビュー

★作例はコチラ
PHOTOHITO

 

Canonユーザーの間では密かに名機と言われているクラシカルでオールドレンズのような優しいボケと描写が持ち味の神レンズ。

 

1993年発売ながらいまだに新品が4万円台と値崩れしていないことからも人気の高さがうかがえます。

 

このソフトなボケと描写を最大限に引き出すにはミラーレスフルサイズの「EOS Rシリーズ」機種と組み合わせるのがもっともおすすめ。

 

高級Lレンズに比べて解像度の甘さは否めないので絞って撮るというよりは開放気味でこのレンズ特性を生かして撮影すると持ち味を発揮できるでしょう。

フルサイズ望遠ならEF400mm F2.8L IS III USM

ef400mf2.8
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2018年12月発売
楽天価格:1,510,000円(2022年4月時点)
レンズ構成:13群17枚
F値:2.8-32.0
撮影最短距離:2.5m
重量:約2,840g

★商品レビューはこちら
Amazonカスタマーレビュー

★作例はコチラ
PHOTOHITO

 

スポーツ撮影用としてラグビーワールドカップや東京オリンピックに向けて開発された単焦点望遠の神レンズ。

 

白レンズはCanon特有で憧れのレンズですがその中でも1986年に発売された、初期型「400mm F2.8」から数えること5代目になる改良に改良を加えられたレンズ。

 

価格も飛び抜けて高いですが値段に見劣りしない焦点距離400mmでF2.8という驚異的な明るさ、解像度、AF精度・速度の速さを誇ります。

 

バリエーションが多い単焦点望遠レンズの中でも間違いなく孤高の存在と言える銘玉レンズ。

RFマウントシリーズ




究極のポートレートならRF50mm F1.2 L USM

rf50mmf1.2
出典:Amazon

【スペック】
発売日:2018年10月発売
楽天価格:345,530円(2022年4月時点)
レンズ構成:9群15枚
F値:1.2-16.0
撮影最短距離:0.4m
重量:約950g

★商品レビューはこちら
Amazonカスタマーレビュー

★作例はコチラ
PHOTOHITO

 

Canon史上最高の50mmと呼ばれ高い光学性能を備えたポートレート用の神レンズ。

 

F1.2のF値開放では解像度とコントラストが若干低下しますが、それでも元々が高すぎる解像性能のため少し低下したところでさほど大きな支障がありません。

 

記事中でも作例を紹介していますが、高い解像力と美しいボケが魅力の王道シンデレラレンズです。

 

なお、重量が約950gと少し重い印象ですが、こちらはこのレンズ唯一の弱点と言えそうですね。

フルサイズ望遠ならRF800mm F11 IS STM

rf800mmf11
出典:Mapcamera

【スペック】
発売日:2020年7月発売
楽天価格:129,800円(2022年4月時点)
レンズ構成:8群11枚
F値:11.0固定
撮影最短距離:6.0m
重量:約1,260g

★商品レビューはこちら
Amazonカスタマーレビュー

★作例はコチラ
PHOTOHITO

 

焦点距離800mmと超望遠レンズながら撮影のハードルをグッと下げてくれる神レンズ。

 

こちらは高級Lレンズではありませんが約1,260gと超望遠とは思えない軽さ、沈胴構造になっているため撮影しない時はコンパクトに収納することができる新しいコンセプトを持っています。

 

Lレンズの望遠と比べても遜色のない高解像度に画面四隅の周辺光量落ちもほとんどなく安価なことから、カメラ初心者でも気軽にスポーツ・飛行機撮影をすることができるでしょう。

 

F値は11.0固定という珍しいタイプで明るさは確保できる分、使用するシーンは限定されますがこの価格でこのクオリティは神レンズと呼んでもおかしくないでしょう。

キャノン単焦点レンズのデメリット

Cannonレンズのフロントキャップ
出典:unsplash

良いことづくめのCanon単焦点レンズですが手に入れるのにハードルが高いことや手振れ補正が弱いという弱点があります。

逆に言えばこれ以外に弱点はないとも言えるわけですが、カメラボディ側に手振れ補正が付いていればある程度カバーできるのでシビアな問題ではないかもしれません。

唯一の弱点は「価格」ではないでしょうか。



RFマウントレンズ群の値上げ

2022年4月になってちょっとカメラマンにとっては嬉しくないニュースが公開されました。

 

「キヤノンマーケティングジャパンは3月9日、同社デジタルカメラ関連製品のキヤノンオンラインショップでの販売価格を改定すると発表した。4月7日から新価格が適用される。

対象となるのはミラーレスカメラ用交換レンズ17製品と、レンズ一体型デジタルカメラ「IXY 650」。価格改定の経緯について同社は「これまで商品価格の維持に最大限努めてまいりましたが、企業努力による対応のみでは価格を維持することが困難な状況に至っております」としている。」
出典:デジカメWatch

 

対象となるのはRFマウントレンズ群がおもな対象になっているわけですが、上昇価格はわずか数%とかいう話しではなく「9%~13%」ほど。

 

✔RFレンズ価格変更の一例
「RF50mm F1.2 L USM」=32万1750円 ⇒ 35万7500円
「RF24-105mm F4 L IS USM」==15万3450円 ⇒ 17万3800円
「RF28-70mm F2 L USM」=41万5800円 ⇒ 45万6500円

 

「RF50mm F1.2 L USM」は35750円も上昇しており、これからRFレンズを揃えようと思っているカメラマンにとっては大きな痛手。

 

コロナ渦によって部材不足はよく聞く話しですが趣味カメラマンにとっては家計を見直さないと手が出ないレベルになりつつあります。

 

これによって旧型「EFレンズ」に焦点を絞るカメラマンも増えていますがその影響でEFレンズの在庫不足、サードパーティ製レンズに流れているユーザーが一定数いることも事実。

 

メーカー側も最高級と謳っているからにはカンタンに価格を下げられるものではないと思いますが、カメラマンとしては予算を作るのに手間取りそうです。

レンズ単体だと手振れ補正が弱い

Canonレンズは最新RFシリーズレンズでも手ブレ補正が付いていないものが多い傾向があります。

 

「RF50mm F1.2 L USM」の場合、公式Canonレンズ一覧を見ても、光学手振れ補正機能については記載されていません。

 

レンズ側に手ブレ補正がいるのか?という議論はあると思いますが、カメラボディがEFマウントの「5DMarkⅢ」や「6DMarkⅡ」など一眼レフカメラの場合は大きな問題になると思います。(※実際はRFレンズをEFマウントレンズには取り付け不可)

 

ボディ側の手振れ補正が充実していないと星空撮影などシャッター速度を落として撮影する場合や、動きの激しいスポーツ撮影では三脚なしでは難易度が一気に跳ね上がります。

 

しかし、RFレンズの場合はRFシリーズ「EOS R」「EOS RP」「EOS R3」「EOS R5」「EOS R6」に装着することを前提としているため、新しいレンズほど大きな問題にはならない可能性も。

 

最大8.0の手振れ補正機構
出典:Canon

 

装着するレンズにもよりますが「EOS R5」「EOS R6」には、最大8.0段の5軸手振れ補正機構が実装されています。

 

左右・水平・回転の手振れ補正だけでなく動画撮影時や歩き撮りでもその力を発揮します。

 

rf手振れ補正の仕組み
出典:デジカメWatch

 

ちなみにRFレンズ側は光学手ブレ補正がなくてもレンズ側とリンクして「協調制御」されることによって、大きな手ブレ補正効果を得ることができます。

 

これによってレンズ側に手ブレ補正をわざわざ付ける必要性もなくなるため、RFレンズ単体では手振れ補正が付いていなくても余りある状況ではないでしょうか。

キャノン単焦点の神レンズで目の覚めるような美しい写真を撮ろう

Cannonレンズを持つ男性
出典:unsplash

今回はCanonの中でもバリエーションが充実しているEF群・RF群の中からもっともおすすめしたい単焦点の神レンズ5本をご紹介しました。

いずれも高解像度でパリッパリの写真が撮れるレンズばかりですが、RFレンズはまだまだ未開の領域。

これまでのCanonの高い技術と信頼によって生み出されたEFレンズからさらに発展して、より素晴らしいレンズが出てくるのが楽しみで仕方ありません。

今回の記事がCanon単焦点のおすすめ神レンズを知りたいと思っている方の参考になれば幸いです。鹿児島写真部MUZEでは「MUZE撮影会」やイベント企画など撮影技術向上を目指した企画を行っています。



前回、前々回と参加してなかった方でも気軽に参加することができるので、皆さんの部員応募やイベント参加をお待ちしています。

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