ポートレートモデルが勘違い!気持ち悪い!と言われる5つの理由と被写体モデルとはどういう定義なのか考えてみよう

ここ数年のあいだに安価なミラーレスカメラが販売され、コロナ渦も普及を後押ししたことで職業カメラマンだけでなく趣味の延長でミラーレスカメラをお持ちの方が多いと思います。

また「被写体モデル」タグも急速に普及して数年前までは考えられないほど、若い女性が週末になると被写体モデルをしている光景を目にするようになりました。

しかし、一方でまだまだ一般的な趣味と比べてコスプレ同様、世間からの理解があるかどうかと言われると疑問も多くあります。

今回はそんな中でポートレートモデルが勘違い!気持ち悪い!と言われる5つの理由について、カメラを始めて半年でプロモデルやTV局タレントを撮影した現役カメラマンの自分が解説していこうと思っています。

先に結論を述べておきますが全て「全否定」する内容になっているので被写体モデルの方は安心して読み進めていって欲しいです。





被写体モデルとはどういう定義なのか?

ライトが当たってるモデル
出典:unsplash

「被写体モデル」という言葉は正確には造語です。

 

「被写体=被写体とは撮影する対象物のことで、自然風景、花、昆虫、動物、人物、建物、鉄道や航空機などさまざまです。」
出典:Cannon iMAGE GATEWAY

「モデル=絵画や彫刻や写真の題材や主題を提供するために、ポーズをとる仕事や、その仕事をしている人のこと。」
出典:wiki

 

それぞれ別の意味がある言葉ですがカメラマンに撮影されるモデルのことを「ポートレートモデル」「被写体モデル」と呼び意味はどちらも同じです。

 

一般的に学生や社会人など普段は普通の生活をしていて週末になると街中や景観の良いロケーションでカメラマンと1対1で撮影している場合がほとんど。

プロのカメラマンならプロモデルが撮影対象になることが多いですがカメラやモデルの「技術が高い=プロ」とは限らないため、

 

・アマチュアカメラマンとアマチュアモデル
・アマチュアカメラマンとプロモデル
・プロカメラマンとアマチュアモデル
・プロカメラマンとプロモデル

 

日常的に行われている撮影では色んな組み合わせのシチュエーションが考えられます。

 

被写体モデルやプロモデルの料金相場についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので興味ある方はご覧下さい。

ポートレートモデルが勘違い!気持ち悪い!と言われる5つの理由

ピンク壁とモデル
出典:unsplash

ここからが今回の記事の本題に入りますがどうして世間一般からポートレートモデルは勘違いだの、気持ち悪いだの言われてしまうのでしょうか。

私もたくさんのモデルさんと交流がありますがそれぞれが持っている夢や目標、どうしてモデルを始めたのかキッカケも様々です。

世間の声がズレてしまっている感は否めないですが根本は写真表現の「半分グラビアで半分芸術」という特殊な状況があるからだと思っています。

また、ここで挙げている5つの理由はネット上で書き込みがあったものや実際にモデルさんから聞いた事実を基に作成しています。

もしかしたら現役でポートレートモデルしている方は「うっ、ちょっと読むの怖いかも」と思うかもしれませんが基本的に全否定していきますのでご安心下さい。





①露出度がとても高い

これはお客さんからお金を貰って行っている撮影会モデルに限らず個人のポートレート撮影であっても露出が多いという場面はよくあります。

 

・海で水着
・森でチャイナドレス
・小型プールの中でドレス
・花畑でコスプレ
・車とミニスカート
・川でセミヌード

 

挙げるとキリがないですが作品イメージが出来上がっている写真というのは時には肌の露出が求められる場合があります。

 

「えっ、それって露出狂じゃん」

 

そんなことを思う方もいるかもしれませんが一つ例を出すと、

 

私が昔お付き合いしていたファッションデザイナーはいつもパリコレのファッション誌を持ち歩いていました。

 

私も何度かページを開いて見たことがありますがパリコレのモデルさんって極端に肌の露出が多いんですよね。

 

服着てるのか着てないのか分からないものも多いですし(笑)

でもそれを見て変な下心は湧いてきませんしモデルさんの鍛え上げられた体や作品を追求した美と言うのは写真やファッションに限らず絵画でも同じように「美しい被写体」ただそれだけなんですよね。

 

もしその写真が下品な露出表現をしていたらそれは「美を追求」したのではなく単に「娯楽写真」を撮っているのでしょう。

 

肌の露出に対する感じ方は人それぞれですが感度の低い人が露出の多い写真を見て「露出多くて気持ち悪い!」と感じてしまったらその人とは感性が合わないというただそれだけではないでしょうか。

②おじさん相手に写真撮らせて楽しんでいると思われる

これはもしかしたらカメラマンさん側のモラルや見た目も影響しているのかもしれませんが、カメラを持っている人は若者より年配の人の方が多いです。

 

理由は至ってカンタンでフィルムカメラブーム時代に青春を過ごした青年が高齢になり、今は超高齢化社会ですから分母は自然と多くなりますよね。

 

撮影会モデルの場合はお客さんを選ぶことができませんから若い子に魅力を感じるおじさんが多くなる傾向がありますが、ギャラを貰っている以上は笑顔を振りまいてお仕事するのは当然です。

 

アマチュアモデルの場合はおじさん相手に撮られて楽しんでいるのは事実ですが、良い女ぶってるということではなくて良い写真を撮ってもらって「これが自分です!」とインスタ掲載していいねたくさん付いたら嬉しいですよね。

 

ある意味では目立ちたがり屋のモデルさんは多いと思いますが、「写真撮られて楽しんでいる」という表現は適切ではない気がしています。

③これでモデル名乗ってるの?と厳しい同性の意見

「えっ、その顔でモデルやってるの?」「そのスタイルで恥ずかしくないの?」

 

そんな言葉を間接的にかけられるアマチュアモデルさんは多いと聞きますが、実際にそんな言葉をかけるのはたいがい同性の女性である場合がほとんど。

 

若い子は特にたくさんの人目にさらされて経験を積むことで1年で見違えるほどキレイになります。

 

今はプロとして活躍している雑誌モデルもモデル活動を始めた頃は冴えないわけであって、成功しているプロのモデルだから「キレイなんだ」と認識されます。

 

これは日本人の特徴だと思うんですが「肩書」や「代名詞」がないと価値を感じたり認識することができない人種なんですよね。

 

アメリカなら無名の画家でも素晴らしいと思えば絶賛されますが、日本では成功したら周りの価値観が180°変わることがあるわけですから。

 

また、この手の意見は同性のひがみや妬みが混じっていることがほとんどなので、「あら、そうです。じゃああなたは素晴らしい顔とスタイルの持ち主なんですね?」というスタンスで良いと思いますね。

 

撮られているモデルさんは既に世の中に需要があったから撮らせて下さい!と声かけされた訳ですからね。

④田舎だと浮いた存在に見える

これは地方都市の中でもさらに田舎の方に限った話しかもしれませんが、田舎の町中で撮影していると周りからとても滑稽な目で見られることがあります。

 

これは撮影していた私自身もモデルさんと一緒に体験したことなんですが、

・カメラは風景を撮るものだ
・女性を撮ってるのが気持ち悪い
・有名人でもない女性がポージングしている
・芸能人ぶってる
・テレビの撮影ですか?

 

こう言った理由で周りからとても煙たがられることがあります。

 

ある程度慣れてきたので今は撮影中も気にもなりませんが「テレビの撮影ですか?」と言われたときはほんと吹き出しそうになりました。

 

田舎ではカメラ自体が珍しいものであり「田舎でカメラ=テレビ局」という構図が成り立っているんですから(笑)

 

しかし、これが別の地域から来たモデルさんならまだ良いですがそこに住んでいる被写体モデルさんの場合は最悪です。

 

周りから白い目で見られたり噂されて地域コミュニティ内で生活していくことにも支障が出てしまう場合があるでしょう。

 

でも面白いことに私の体感ですが周りの目には晒されたくないけど、モデルはやってみたいと思っている女性は結構いますね。

⑤親や友人に内緒にしている

最後は10代の学生や20代に多いケースですが被写体モデルを始めたことを親や友人に内緒にしている場合があります。

 

顔が出ていると友人にはすぐバレてしまいますが親に見つかった場合はあまり写真に対して「良い印象」は持ってもらえないようです。

 

もし見つかった場合は露出が多いものは全て消去するよう言い渡されたり、自分の世間体を気にして辞めるよう迫ってくることも。

 

友達や家族に隠し事をするということはモデルさん自身も「変な目で見られるかも?」という認識があることは残念なことですが、隠し事をするとかえって怪しまれて逆効果になることがあります。

 

今は小学生でもSNSをする時代ですから10代で被写体モデルする場合はクラスの好奇の目にされされる危険もありますが、個人的には堂々とやって欲しいなという想いがありますね。

これからはフリーランスモデルが主流になる時代

横顔のモデル
出典:unsplash

これからはモデルに限らずパラレルワーカー(一つの企業に所属するのではなく複数の仕事やキャリアを持って働く人)やフリーランスワーカーが多くなる時代。

 

特に女性のパラレルワーカーが増えるのかな?と思っていますが、フリーで仕事をしていく中に被写体モデルという働き方が定着していくと個人的に感じています。

 

その理由は、

・好きな日程や時間で働ける
・撮影は短時間なので子育てと両立できる
・広告はテレビや雑誌からSNS動画に移行している
・フリーランスモデル向け登録サイトが増えている
・アマチュアカマラマンが増えている
・地域の被写体モデルは数が少ない





メディア広告は既にSNSやYouTube広告の予算が拡充され制作側もフリーランスが増加、当然モデルが活躍できる場はSNSや動画コンテンツに移行しています。

 

これは雑誌専属モデルのようなプロが減少してハイアマチュアやフリーランスに仕事が回ってくることを意味しています。

 

静止画や動画を制作する側もわざわざ有名人に高いギャラを払わなくても、身近にいるアマチュアモデルを使えばイメージ広告を手軽に作れるわけですからね。

 

この辺りを踏まえると被写体モデルの駆け出しでもこれからたくさん撮られてポーズや魅せ方を磨いていけば仕事として受注できる可能性は十分にあると思います。

 

モデルとして稼ぐ方法はいくつかありますがまずは実績を積む必要がありますし、ちゃんとお仕事を貰える会社を選ぶ必要があります。

 

おすすめは「【パパパプロダクション】」。


短時間で写真モデル・動画モデル・HP素材モデルとしてお仕事を受けることができるので、ちょっとした週末バイトにもなるのでおすすめですね。

MUZE撮影会の有料モデルを大募集!

遠くを見るモデル
出典:unsplash

今回はポートレートの現場で被写体モデルとして活動するモデルさんが勘違い!気持ち悪い!と言われる5つの理由についてご紹介してきました。

あくまでも世間の価値観は作品撮りするカメラマンやモデルの意思とは違うところで決められています。

写真表現は様々ですが「写真」という括りの中にはグラビア・アイドル・コスプレ・ファッション・広告・芸術など色んなジャンルが混在しています。

それを一色単にしていること自体がナンセンスだと思うのですが、そうは言っても被写体活動が家族や友人、社会生活に悪影響を与えてしまっては元も子もありません。

そう思われないクリーンな環境を作っていくこともメーカーをはじめプロアマ関係なくカメラマンとモデルの役目だと思うので、それを私自身も心がけていきたいと考えています。

今回の記事がポートレートモデルさんの参考になれば幸いです。





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