2019年2月に発売されたSONYミラーレス機の中でもひと際、低価格が魅力の「α6400(A6400)」。
αシリーズを追いかけてきた方や初めてのミラーレスデビューでα6400を手にした方が多いと思いますが、レンズがたくさんあってどれが良いのか迷ってしまいますよね。
ズームレンズキットを買ったけど飽きてきちゃった、、
今回はそんなα6400ユーザーさん向けに写真部がおすすめする神レンズ5選、撮りたいテーマによって選ぶべきレンズが変わる理由をご紹介します。
結論ですが、小型軽量化されたα6400なら大き目のズームレンズを装着してもそのアドバンテージを生かせると思います!
この記事を読むことで以下の疑問を解決することができます。
・α6400に合う神レンズを知りたい
・テーマに合ったレンズはどうやって決めるの?
・α6400の弱点を補えるレンズはある?
α6400の実力をフルに生かすことができるレンズ選びのコツを知ることができると思いますので、最後まで読んで頂けたら幸いです。
SONYが誇る最高クラスのレンズに素晴らしい神レンズはこちらの記事「【2023年最新】SONYの神レンズ7本!避けては通れない広角・標準・ズーム・単焦点・望遠の最強レンズをご紹介します。」で紹介しています。α6400だけでなくそれ以外の機種をお持ちの方でもご使用頂けるレンズが勢揃いしています!
SONYミラーレス機との組み合わせが大ブームになったオールドレンズ。「【2023年最新】オールドレンズの神レンズ7本!マニュアルフォーカスの手間が愛おしい単焦点の銘玉レンズをご紹介します。」では珠玉の銘玉と言われるオールドレンズをまとめてご紹介しています。写真だけでなく動画撮影でも活躍してくれるレンズ群なので興味がある方は是非、ご覧ください。
クリアな描写が特徴的なSONYミラーレス機ですが、国内サードパーティ製レンズ「SIGMA」との組み合わせは最強との呼び声が高いです。「【2023年最新】シグマのフルサイズ用の神レンズ7本!高画質な広角・標準・ズーム・単焦点の名玉レンズをご紹介します。」ではシグマの中でも多くのカメラマンから高い評価を受けている神レンズをまとめました。ぜひ、ご覧ください。
SONYミラーレス一眼カメラ「α6400」は圧倒的コスパが光るカメラ!
出典:Amazon
α6400は結論から言うと、SONYが戦略的に販売する「撒き餌レンズ」ならぬ「撒き餌カメラ」的な存在。
ここでは、改めてα6400がどういうカメラなのかおさらいしておきましょう。
①高画質・AF追従・小型軽量・安い
②α6400はミラーレス人気の火付け役
定価127,260円とミラーレス機の中でも群を抜いて安い「α6400」は安さだけでなく、高画質・高速AFとサブ機どころかメイン機としても活躍するカメラ。
一眼レフのハイエンドモデル機並みの性能を持った超小型カメラ、、まさに未来から来たカメラだと思いましたね。
どんなカメラなのか具体的にご紹介します。
①α6400は「高画質・AF追従・小型軽量・安い」が売りの撒き餌カメラ
出典:Amazon
α6400の特に目立つ性能をピックアップしてみると、
手のひらに収まる小型ミラーレス機(APS-Cセンサー)、SONY Eマウント、約2420万画素、リアルタイム瞳AF、AF精度(最大0.02秒)、最高約11コマ/秒連写、ピクチャーエフェクト内蔵、クリエイティブスタイル内蔵、動画4K(30p)対応、180度チルト可動式液晶モニター、約359g
カメラ初心者の方は性能だけ見てもピンと来ないと思いますので、CANONの一眼レフ(ミラーレス機より前の常用機)でプロカメラマンやハイアマが愛用していることでも有名な「EOS 90D」と比較してみます。
α6400 | EOS 90D | |
発売日 | 2019年2月 | 2019年9月 |
ミラー | ミラーレス(ミラー無し) | 一眼レフ(ミラー有り) |
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
有効画素数 | 約2420万画素 | 約3250万画素 |
AF | 瞳AF | 瞳AF |
撮像素子 | Exmor CMOSセンサー | CMOSセンサー |
ISO感度 | 100-102400 | 100-25600 |
最高連写 | 最高約11コマ/秒 | 最高約11コマ/秒 |
動画 | 4K 30P対応 | 4K 30P対応 |
重量 | 約359g | 約701g |
価格(2022.7時点の「価格.com」最安値) | 113,930円 | 148,500円 |
画素数は劣るものの半年以上前に発売されたα6400の方が圧倒的にコスパが良い!そして重さが約半分です!
もちろんこれ以外の細かい性能差はあるとしても写真に直接、影響するスペックはほぼ同等、またはそれ以上です。
このα6400は発売当初の定価からほぼ変動なく推移しているため、まさに圧巻だったことが比較によって明らかになりました。
安く販売してカメラファンを増やすために作られた「撒き餌レンズ」のカメラバージョンですね。
また、α6400ではこれまで一眼レフ用マウントとして使用されていた「SONY Aマウント」から「SONY Eマウント」へ変更されています。
撒き餌レンズとは採算を無視して作られた安価な高品質レンズのことですが、写りも高精細でコスパが圧倒的に優れています。各メーカーから販売されている撒き餌レンズは「【2023年最新】撒き餌レンズでコスパを最大まで上げる!CanonユーザーならRF50mmF1.8の一択です。」で詳しく紹介しています。まだ、手に入れてない方はすぐチェックすることをおすすめします。
②業界最安値水準の価格帯!ライバルはCANON「EOS R10」?!
出典:デジカメWatch
ミラーレス機の流行によってSONYは大きくミラーレス市場に舵を切ったわけですが、この価格帯は圧巻で2022年7月になってようやくライバル機が出現します。
この記事の公開日で、まさに今日発売開始され始めた2022年7月28日発売の「EOS R10」。
『EOS Rシリーズで初となる、APS-Cフォーマットセンサー(約2,420万画素CMOS)を搭載したミラーレスカメラ。同時に発表されたAPS-Cハイエンド機「EOS R7」(6月23日発売)と比較して、“APS-Cスタンダードモデル”と位置づけられている。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格はボディ単体が税込12万8,480円。』
出典:デジカメWatch
これって、絶対「α6400」を意識してますよね。
α6400が発売された2019年2月から約3年半もの時間が経っているため、「EOS R10」の方が優れていることが予想されますがこの価格帯は1つのせめぎ合いのラインにもなっているようです。
いずれにしてもこのα6400はのちの時代まで語り継がれる存在になることは間違いないでしょう。
カメラを始めてみるとみんな共通しているのが『カメラ以外にも結構、お金がかかった!』という体験をします。ミラーレスカメラをこれから買おうと思っている方、α6400を買ったばかりの方向けにこちらの「【2023年最新】初めてミラーレスカメラを始めるときに必要なもの10選!何を撮るのかによって優先順位は違ってきます。」記事がおすすめです。必要なモノを全て網羅することができます!
撮りたいテーマによって選ぶべきレンズは変わる理由
出典:unsplash
交換式レンズは撮りたいテーマによって必要となる機材が少し変わってきます。
【ポートレート】【スナップ】【風景】なら単焦点レンズ
【運動会】【イベント】なら望遠ズームレンズ
人物ポートレートや風景などメインテーマが明確なジャンルなら高画質の単焦点レンズがおすすめですが、イベント行事などメインテーマが定まっておらず記録物として残すなら望遠ズームレンズがおすすめ。
ポートレートやスナップでは背景をボカすために明るいF値レンズが必要になりますね。
その理由をそれぞれご紹介していきます。
ポートレートや風景撮影なら単焦点レンズがおすすめ
出典:一眼レフの教科書
この辺りはα6400に限った話しではありませんが一般的にズームレンズより、単焦点レンズの方が明るくて高画質。
・明るいF値の大口径レンズが多い
・F値が小さいので背景がよくボケる
・F8.0まで絞るとズームレンズより高画質
・ズームレンズより小型で持ち運びが楽
・ズームレンズより安いことが多い
・自分の足で距離感が取れるようになる
実はこれ、構造上の問題なんですね。
ズームレンズは筒鏡が長くなっています。また、レンズ内の羽根枚数が増えることから高価になる上、画質まで落ちてしまうのです。
大三元と呼ばれるもっとも明るい高級ズームレンズでもF値は「2.8」(F2.0もある)ですが、単焦点レンズは安い撒き餌レンズでも「F1.8」などザラです。
じゃあ、単焦点で揃えた方が安くて画質良いってことですね。
画質や価格の面で優れている単焦点レンズですが、最大のデメリットはズームして撮影ができないということ。
これ以上、メインテーマに寄れないという場面ではズームレンズが重宝されますが、自分の足で距離を取れる場合は単焦点レンズの一択です。
ちなみに、α6400に装着できる純正SONYの単焦点レンズと言えば「SEL50F18-B」や「SEL35F18」あたりがおすすめ。
いずれも撒き餌レンズと呼ばれるものですが4万円以下で買える上、明るいF1.8に高画質とコスパが優れています。
上のレンズは2つとも「APS-C用」フォーマットレンズなのでα6400でも安心して使うことができますね。
カメラ初心者の方はズームレンズの便利さに頼りすぎてしまうと、被写体までの距離感を掴むことができず成長の妨げになってしまうことがあります。「単焦点レンズを使うメリットは明るさと距離感をつかむこと!カメラ初心者はまずズームレンズより単焦点を選ぶべき理由とは。」では単焦点レンズを使うことで恩恵のあるメリットをまとめています。もっと写真上手になりたいという方はご覧下さい。
運動会や子供の記録用としてはズームキットレンズも良い
出典:Amazon
ズームレンズとは文字通りあらかじめ決められた範囲内であれば「ズームイン」「ズームアウト」して撮影できるレンズのこと。
・移動しなくても距離をコントロールできる
・レンズを交換する手間が省ける
・細かい焦点距離を選べる
・外出時に持ち出すレンズを減らせる
お子さんの運動会や校内イベントなどカメラを持って入れるエリアが制限されている場合や、断崖絶壁でこれ以上寄れない滝の撮影ではズームレンズがないと難しいですよね。
じゃあ、間をとってズームレンズで明るくて高画質なレンズが欲しいです。。
そう誰もが願っているものですがこれを実現するのは最新の大三元レンズ(定価30万円以上)。
総合的にまとめると描写を最優先するなら単焦点レンズ、どうしても寄れない場面ではズームレンズという選択がもっともコスパの高い結果となりますね。
初心者さんならα6400に使用できるズームレンズと言えばレンズキットにもなっている「SEL18135」が価格的におすすめ。
写真が上手な人って生まれ持った才能のように言われていますが、実際はどれだけ色んな感性を働かせているか、それ以外にも構図や背景整理などコツがいくつかあります。「写真が上手い人の特徴から具体的に感性を磨く方法を解説します!写真は感性が大事って言うけど意味不明だから言語化します。」では写真が上手と言われている人の特徴をまとめています。興味がある方はご覧下さい。
【2023年最新】「α6400」ILCE-6400のおすすめ神レンズ5選!
出典:unsplash
前章ではまずはズームレンズより単焦点レンズがおすすめとご紹介してきました。
しかし、撮りたいテーマが決まっていない人やこれから色んなジャンルに挑戦してみたい!という方はこの限りではありません。
『SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary』
『TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A※2 VC RXD (Model B070)』
『TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)』
『Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA(SEL24F18Z)』
『PENTAX M42 Super Takumar(スーパータクマー) 55mm F1.8』
ここで紹介するレンズはいずれも10万円以下で高いクオリティを持つレンズばかりです!
それぞれ撮りたいテーマごとに扱いやすいレンズをまとめてみました。
広角レンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary」
出典:SIGMA
【スペック】
発売日:2016年3月発売
Amazon価格:36,500円(2023年2月時点)
レンズ構成:7群9枚
F値:1.4-16.0
撮影最短距離:0.3m
重量:約265g
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人間の視野にもっとも違いと言われている35mm換算だと焦点距離50mm前後、開放値F1.4の明るさを持つ大口径標準レンズ。
APS-Cフォーマット用レンズなので同じAPS-C機のα6400に装着しても焦点距離は30mmのままになります!
・明るいF1.4大口径
・約265gと小型軽量
・きれいな玉ボケができる
・絞ると高画質
・4万円以下で買える
SIGMA(シグマ)の単焦点レンズはいずれも高画質で有名ですが、このレンズはシグマのAPS-Cフォーマットの中では最上位にあたるクラスですね。
F値開放近くではポートレート向きですが、絞ると画質がグッと上がるので広角レンズとして風景やスナップとしても使うことができます。
軽いって持ち出す機会が増えるので正義ですね!
標準ズームレンズ「TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A※2 VC RXD (Model B070)」
出典:TAMRON
【スペック】
発売日:2021年1月発売
Amazon価格:78,480円(2023年2月時点)
レンズ構成:12群16枚
F値:2.8-22.0
撮影最短距離:0.19m-0.39m
重量:約525g
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サードパーティ製レンズとして人気の高いタムロンが2021年に発売した「17-70mm」という標準ズームレンズ。(35mm換算だと25.5-105mm相当)
このレンズもAPS-C用フォーマットなので、α6400に装着してもそのまま17-70mmという画角で撮影することができます!
・広角~標準域をカバーするズームレンズ
・明るい大口径F2.8
・手ブレ補正機構VCを搭載
・最短撮影距離が広角側なら0.19m
・ズームレンズなのにわずか約525g
何と言っても高画質でボケがきれいと定評のタムロンですが、α6400との組み合わせで注目したいのがレンズ内に「手ブレ補正機構VC」が付いていること。
手ブレ機能の付いていないα6400にとって、滝や夜景などのスローシャッターで撮影するときはレンズ内手ブレ補正機能が大いに役立ってくれるでしょう。
17-70mmという焦点距離から風景・ポートレート・スナップとある程度、色々なジャンルを撮ることができます。
最短撮影距離0.19mってマクロ撮影に近いこともできるわけですね!
万能ズームレンズ「TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」
出典:TAMRON
【スペック】
発売日:2021年9月発売
Amazon価格:74,250円(2023年2月時点)
レンズ構成:15群19枚
F値:3.5~6.3-22.0~40.0
撮影最短距離:0.15m-0.99m
重量:約620g
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こちらもサードパーティ製メーカータムロンが2021年に発売した世界初16.6倍ズームを実現したまさに万能レンズ。
α6400で使用するとそのまま18-300mmの画角なので運動会、イベント、風景、スナップ、野鳥、ポートレートと何でもいけます!
・他では類を見ない16.6倍の高倍率ズーム
・最高レベルのAF速度・精度・応答性
・最短撮影距離0.15m
・手ブレ補正機構VCを搭載
上で紹介した「17-70mm F2.8」より明るくはないもののあらゆるジャンルを撮るために存在するレンズなので、まだ何を撮りたいか明確に決まっていない人や色んなジャンルに挑戦してみたい方におすすめ。
高速AFに手ブレ補正機能が付いているので色んなシーンに対応できること間違いなしですね。
遠出や旅行のときもこれ一本あればどうにかなるっていう安心感。。
単焦点「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA(SEL24F18Z)」
出典:Amazon
【スペック】
発売日:2011年12月発売
Amazon価格:78,000円(2023年2月時点)
レンズ構成:7群8枚
F値:1.8-22.0
撮影最短距離:0.16m
重量:約225g
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名門『カールツァイスレンズ』の高い描写力を生かした作りになっている開放F値1.8の大口径広角単焦点レンズ。
α6400に装着すると焦点距離24mmのままで、風景撮影にうってつけのレンズです!
・不動の人気を誇るカールツァイス製レンズ
・F値を絞ると驚くような高画質
・明るいF1.8
・最短撮影距離0.16m
美しいボケに絞ると圧倒的な解像度が持ち味なので、風景だけでなく動画用としても使える素晴らしいです。
カールツァイスレンズ特有の少し淡いピントになるのでブラックミストフィルターとの組み合わせもおすすめ。
シックなレンズボディにα6400との組み合わせにウットリしてしまいます。。
オールドレンズ単焦点「PENTAX M42 Super Takumar(スーパータクマー) 55mm F1.8」
出典:Amazon
【スペック】
発売日:1962年発売
楽天中古価格:7,480円(2023年2月時点)
レンズ構成:5群6枚
F値:1.8-16.0
撮影最短距離:0.45m
重量:約205g
マウント:M42マウント
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オールドレンズブームを牽引して多くのカメラマンが愛されたオールドレンズが国産アサヒPENTAXの「Super Takumar(スーパータクマー)」。
α6400に装着した場合は焦点距離50mmですが、スーパータクマーは”M42”マウントなので「M42-SONY Eマウント」変換アダプタが必要になります!
・MF(マニュアルフォーカスレンズ)
・明るいF1.8
・色鮮やかなフレアとゴースト出現
・中古で1万円以下で買える
1963年に製造された「前期」とそれ以後に作られた「後期」がありますが、手に入れるなら「前期」の方が鮮やかなフレアゴーストを楽しむことができます。
オールドレンズの場合、バルサム切れに注意が必要ですが詳しくは「【2023年最新】オールドレンズの神レンズ7本!マニュアルフォーカスの手間が愛おしい単焦点の銘玉レンズをご紹介します。」で紹介しているので参考にして頂けたらと思います。
オールドMFレンズを始めるならこのレンズはまずトライしておきたいですね!
「α6400」の弱点を補う方法を考えてみる
出典:unsplash
小型で高画質でAF精度・速度も優れているコスパ最強「α6400」ですが、価格なりに弱点がないという訳ではありません。
・ボディ内手ぶれ補正なし
・バッテリー消耗が激しい
たくさんの交換式レンズが発売されているので、この弱点を補うことは可能です!
それでは順を追って弱点を補う方法をご紹介します。
ボディ内手ぶれ補正なし!望遠ズームはレンズ内手振れ補正がある物を選ぼう
出典:SONY
最近のハイスペックモデル機には「カメラ内手ブレ補正」という機能が充実しています。
【α6000・6200・6300・6400シリーズ】手ブレ補正なし
【α6500】手ブレ補正あり(5軸補正に対応)
【α6600】手ブレ補正あり(5軸補正に対応)
【α7c】手ブレ補正あり(5軸補正に対応)
【α7Ⅲ】手ブレ補正あり(5軸補正に対応)
【α7Ⅳ】手ブレ補正あり(5軸補正に対応)
α6400以降の上位機種には全てボディ内手ブレ機能が備わっています!
つまり、スローシャッター時や動画撮影用としては少し心もとない機能ということになりますね。
明るい日中にシャッター速度をガンガン上げて撮影する静止画では問題ありませんが、やはりスローシャッターの長時間露光や暗くなってくる夜撮影などは不向き。
これをおぎなう方法としてレンズ内手ブレ補正が付いているレンズを選ぶという選択肢があります。
・TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A※2 VC RXD (Model B070)
・TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)
上の2本はいずれもAPS-Cフォーマットで強力な手ブレ補正機能が付いているレンズです。
とても心強い味方と言えそうです。。
また、これ以外にもα6400に装着すると焦点距離が1.5倍になりますが、フルサイズ用レンズで手ブレ補正機能が付いているタイプもα6400に使用できます。
国内レンズメーカーのTAMRONですが、純正レンズに比べて価格が安いうえに高画質でボケがキレイで手ブレ補正機能が強いと良いことばかりのTAMRONですが「【2023年最新】タムロンの神レンズ7本!最強の広角・標準・ズーム・単焦点の名玉レンズが圧倒的なコストパフォーマンス!」ではさらに詳しく神レンズをご紹介しています。興味がある方はご覧下さい。
バッテリー消耗が激しい
出典:unsplash
多くのα6400ユーザーの悩み、それは「バッテリー容量が少ない」という問題。
【静止画】ファインダー使用時:約360枚
液晶モニター使用時:約410枚
【動画】ファインダー使用時:約70分
液晶モニター使用時:約75分
出典:SONY公式
α6400の純正バッテリーは「リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50」という規格ですが、他のバッテリーチャージャーと比較して決して大きい方ではありません。
これは極限まで小さくしたカメラボディの代償と言ったところでしょうか。
ファインダー越しの静止画撮影で約360枚は確かに心もとないですよね。撮影スタイルにもよりますが、時間にすると2~4時間ほどで切れてしまうのではないでしょうか。
・純正バッテリー「NP-FW50」を2つ以上持っておく
・互換バッテリー「Neewer NP-FW50カメラバッテリー充電器セット」を持っておく
・使用しない時はモニターオフするように設定しておく
・連続撮影や動画撮影を多用しない
・過充電や使わないときはバッテリーは外しておく
休日に屋外で撮影するなら半日はバッテリーが持たないとせっかくのシャッターチャンスを失ってしまうので、予備バッテリーを2つ以上持っておくことをおすすめします。
それ以外にもバッテリーチャージャーを長持ちさせる保管方法もあるので詳しくは「ミラーレスカメラのバッテリー寿命を長持ちさせてコスパを上げる方法!各メーカーごとの劣化度を調べる手順もご紹介します」で紹介しています。長く写活を楽しむためには知っておくとお得な情報を掲載していますので是非、ご覧下さい。
用途に合わせてレンズを2~3本持っておくのがベスト
出典:unsplash
今回はα6400ユーザーさん又はこれからα6400を買おうと思っている方向けに写真部がおすすめする神レンズ5選、撮りたいテーマごとに合わせたレンズ選びをご紹介しました。
小型・高画質・高速AF精度で低価格が魅力のα6400にはさらに可能性を広げてくれる神レンズがたくさんある一方で、弱点を補うレンズ選びも重要です。
基本的には単焦点レンズがおすすめですが、撮りたいテーマによって選ぶべきレンズが変わること、またこれから色んなジャンルに挑戦したいという方は記事中で紹介した万能ズームレンズがおすすめですね。
また、α6400をキッカケにα7シリーズなど上位機種を入手してさらに自分の表現を追求するカメラマンが増えてくれたら嬉しいと願うばかりです。
今回の記事が、α6400におすすめの神レンズを知りたいと思っている方の参考になれば幸いです。
鹿児島写真部MUZEでは「ポートレート撮影体験」「フォトウォーク」「写真展」等のイベント開催を行っており、撮影技術向上・モデルマッチング・地元観光応援を目指した企画を行っています。
前回、前々回と参加してなかった方でも気軽に参加することができるので、皆さんの部員応募やイベント参加をお待ちしています。
部員参加は下記、入部フォームから簡単にお申込みすることができます。たくさんのカメラ写真好きの皆様とお会いできることを楽しみにしております!
■無料・部員入部ホーム■
カメラを始めてわずか半年でプロモデル、テレビ局タレントの撮影を担当する。ポートレート撮影や企業撮影のほかWEB広告クリエイターとして活動。2021年7月7日に鹿児島写真部MUZEを立ち上げ、クリエイターやアパレル・ハンドメイド作家・地元店舗とコラボ企画を行う。2022年『PASHA STYLE』認定クリエイター。鹿児島出身。
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