90年代のブーム再来で若い世代から人気のチェキ。
しかし、チェキを持っていない方でも楽しめるチェキ風のプリント印刷でアルバムを作ることができるって知ってましたか?
チェキ風の印刷ができるなら知りたい。。
今回はアプリ「コーヒーカメラ」を使ってチェキ風に印刷する方法、チェキ風の印刷を作るメリットをご紹介します。
コーヒーカメラは無料で利用可能、淡色系のエモいフィルター加工・コラージュ・レイアウト変更できるおすすめアプリです!
この記事を読むことで以下のような悩みを解決することができます。
・チェキ風の写真ってなに?
・チェキ風の印刷を作る方法を知りたい
・スマホでチェキ風を作るメリットがあるの?
スマホさえあれば、誰でもカンタンに真似して作ることができるので最後まで読んで頂けたら幸いです。
チェキの定番として人気の「instax mini 11」や「instax mini Liplay」。「【永久保存版】チェキとはどんなカメラ?若い女子に人気の高いチェキの用途や気になるメリット・デメリットをご紹介します。」ではチェキの魅力や人気の理由、メリット・デメリットをご紹介しています。
チェキには撮り方の注意点をおさえておけば比較的カンタンにおしゃれな写真を撮ることができます。「【実体験】チェキ「instax」おすすめの撮り方のコツを現役カメラマンが徹底解説!おしゃれな写真を撮るコツはピント外し。」ではおしゃれな撮り方のコツをご紹介しています。
チェキ風の写真とは?
出典:unsplash
そもそもですが、チェキ風の写真って何でしょう?
【チェキ風の写真】
・レトロな雰囲気?
・フィルム?
・白い枠?
答えは、いずれも”YES”でレトロな雰囲気の写真を白い枠で仕切り、フィルムでプリントすることで初めて、チェキっぽい写真だと認識できますよね。
このどれか1つ欠けるだけで偽物っぽいと感じるようになるわけですが、その理由を少し深堀していきます。
チェキ写真のサイズは「6.2cm×4.6cm」か「6.2cm×6.2cm」が一般的
チェキは「instax miniシリーズ(6.2cm×4.6cm)」「instax SQUARE(6.2cm×6.2cm)」のサイズが一般的です。
出典:SHUTTER
このサイズ以外にもワイド(9.9cm×6.2cm)という写真サイズもありますが、通常はminiシリーズとSQUAREシリーズを使っている方が多いのではないでしょうか。
フィルム自体のサイズはそれより大きい「8.5cm×5.4cm(mini)」「8.6cm×7.2cm(SQUARE)」というサイズ。
フィルム全体と写真の間に白枠があることで、チェキっぽさをイメージする方が多いと思います!
最近は、白枠以外にもキャラクター柄、花柄、グラデーションと色んな種類のチェキフィルムが発売されていますが、スタンダードはやはり”白枠”。
白枠があってかつ、チェキの”写真とフィルムの大きさの比率”に近い写真を「チェキ風の写真」と呼ぶことができそうです。
スマホで撮った写真ではチェキ風に不向き
では、写真とフィルムの比率だけ気にしていればチェキ風になるのでしょうか。
チェキの写真はインスタントカメラのフィルム写真だけあって、その写りはスマホやデジタルカメラでは再現が難しいものです。
出典:unsplash
上写真のように何とも言えない淡い写りに白飛びしている部分、真っ暗で見えない部分があるこのレトロな感じこそ、”チェキっぽさ”の醍醐味。
スマホで撮影した写真をチェキ風に代用するには、写真加工を行う必要があります。
【チェキ風写真の加工】
・コントラストを下げて全体にフェードをかける
・フェードがかかる加工フィルターを使う
・全体の明瞭度を下げる
・黒はより黒く
・白はより白く
このように加工することでチェキ風の写真プリントに代用することができますが、細かい加工が苦手という方は加工フィルターを活用するのがおすすめ。
アプリ「コーヒーカメラ」には富士・コダック風のレトロカメラに似せた加工フィルターがあるのでカンタンに再現できます!
チェキは写ルンですやレトロなインスタントカメラの仲間なので、フィルムっぽさを出してあげるところがポイントです。
【永久保存版】チェキ風の印刷を作る方法!アプリ「コーヒーカメラ」が最適
出典:unsplash
ここからは実際に、チェキ風の印刷を作る方法を手順に沿ってご紹介していきます。
LINEカメラでチェキ風の印刷が流行っていますが、LINEカメラだと凝った写真加工ができないため、一度違う編集アプリを経由する必要があります。
しかし、「コーヒーカメラ」の場合は凝った加工&コラージュをまとめて行えるので一石二鳥ですね。
アプリ「コーヒーカメラ」とは
出典:Google Play
まず、「コーヒーカメラ」とはどんなアプリなのか簡単におさらいしておきましょう。
・淡色系フィルターのバリエーションが多く可愛い
・カラーエフェクトで好きな色を推せる
・無料で使える(有料プラン¥280がある)
・コラージュやステッカー機能が豊富
・富士、コダックのレトロなフィルターが豊富
何と言ってもInstagramに映えそうな可愛いおしゃれな加工フィルターが充実しており、推しの色を調整してオリジナルの加工を行うことが可能。
まさに、エモたんのためのアプリ。。
また、撮影した写真の「テクスチャ」「コントラスト」「明るさ」「彩度」「シャープ」など、通常の写真編集アプリと同じような調整を行うことができます。
アプリの詳細は「エモい写真アプリ「コーヒーカメラ」有料プランを買ってみた!インスタと相性バッチリの撮り方を紹介します」で詳しく紹介しています。
①スマホで写真を撮影
出典:unsplash
まずは、スマホで写真を撮影します。
後ほど「コーヒーカメラ」アプリで編集するため、撮影するときはフィルター等は使わないでOK。
テーマはスナップ・風景・ポートレート何でも大丈夫ですが、気を付けたいのは横画面ではなく”縦画面”で撮影しましょう。
【撮影時の注意点】
・スマホカメラを開いて縦画面で撮影する
・フィルター加工やフィルター撮影は必要なし
・撮影機材はスマホでも一眼レフでも可
縦画面で撮影する理由はコーヒーカメラでコラージュする際、正方形になってしまうので横画面の構図が崩れてしまうため。
最終的に白枠が入ってカットすればチェキ風のプリント印刷が完成しますが、写真の良さが大切なことは言うまでもありません。
しっかり、テーマを決めてエモい写真を撮りましょう。
②フィルター加工&微調整
撮影した写真がスマホのアルバムに入っている状態で「コーヒーカメラ」アプリを開きます。
まずは、コラージュを行う前に写真の加工を行います。
【写真のエディット】
①TOP画面から「エディット」を選択
②編集する写真を選択
③「Filter」メニューから好みのフィルターを選択
④「Texture」→「Light leak」を選択
⑤「Light leak」メニューから好みの光漏れ効果を選択
⑥必要があれば「Adjust」から明るさ・コントラスト・色彩等を調整
使用するフィルターはフィルムカメラ風からシネマチックまで種類はさまざま。
写真の明るさや色味によって当てはまるフィルターは違いますが、シネマチックは色味が良い感じになるのでおすすめ!
光漏れ効果は強すぎる光だとわざとらしいので「Light leak 11」のように、ソフトタッチの光漏れ効果が良いでしょう。
チェキ風の写真エディットが完成したらメニュー右上の「SAVE」をタップするとアルバム内に写真が保存されます。
③コラージュ作成からレイアウトを選ぶ
エディットで写真保存が完了したら、TOP画面に戻って「コラージュ」をタップします。
【コラージュの作成】
①TOP画面から「コラージュ」を選択
②画面中央下の「レイアウト」から好みのフレームを選択
③正方形にするには下写真のように下半分が黒になっているメニューを選択
④画面左下の「ボーダー」メニューではフレームの大きさ等の変更が可能
上の写真ではコラージュ写真を2枚だけ選択したので2つしか表示されていませんが、4枚選択することも可能。
チェキ写真の実寸よりは少し小さくなりますが、プリント用紙L判1枚で同時に4枚作る方法はコスパが良いです!
この他にも「ボーダー」には縦長、横長と言ったフレームがあるため、凝った写真やインパクトがあるチェキ風のプリント印刷に活用することもできます。
④背景でオシャレなフレームを作る
上記の手順でチェキ風の印刷データは完成ですが、ここからさらにひと手間加えてよりおしゃれにしていきます。
【背景に絵柄を入れる】
①「コラージュ」メニュー内にある背景をタップ
②好みの絵柄を選択
こうすることで白枠に絵柄が入るのでとてもおしゃれな雰囲気に早変わりします。
背景には原色、20パターンの絵柄が準備されているので原色の場合は、淡色が柔らかくておすすめ。
⑤完成したら保存
コラージュ、背景の変更が終わったら「✔」をタップし、画面右上にある「セーブ」を選択。
スマホのアルバム内に保存されるので、プリント前に確認しておきましょう。
ここまでの手順で作成してきた写真は上記のような写真データになりました。
う~ん、カンタンにできるわりに可愛い。。
ここで背景が少ないなと思ったら再度、「コラージュ」メニューからボーダーで微調整を行うと良いでしょう。
⑥コンビニかキタムラでL判プリントする
写真の印刷データが完成したらスマホを持って最寄りのキタムラ、又はコンビニにプリントします。
L判カラーなら1枚あたり40円以下でプリントすることができます!最安はローソン・ファミマの30円ですね。
【キタムラ又はコンビニで印刷】
キタムラ…店頭でスマホをPC接続して写真を選択→印刷
ファミマ…「ファミマネットワークプリントアプリ」
セブンイレブン…「かんたんnetprint®」
ローソン…「ネットワークプリント」
コンビニの場合、あらかじめ「専用アプリをダウンロード→写真をアップロード→番号発行→店頭のコピー機で印刷」と言った感じの流れに。
アプリ登録が面倒だという場合はキタムラに行くのがベターですが、近隣のコンビニで印刷できる手軽さを考えるとこちらがおすすめ。
出典:Amazon
仕上げに「トレーディングカード用リフィル」があれば、写真の劣化を防ぐだけでなくより仕上がりがチェキ風に近づきます。
アプリ「コーヒーカメラ」でチェキ風の印刷を作るメリット
出典:unsplash
最後に、アプリ「コーヒーカメラ」でチェキ風の印刷を作るメリットをご紹介しておきます。
コラージュ機能が付いたアプリはたくさん存在しますが、当写真部では前回の記事「エモい写真アプリ「コーヒーカメラ」有料プランを買ってみた!インスタと相性バッチリの撮り方を紹介します」でもご紹介しているように淡色・原色のバリエーションが多く、Instagramとの相性が良いため推奨としています。
1枚あたりの値段が安い&おしゃれな加工ができる
コーヒーカメラは有料プラン(¥280)もありますが、もちろん無料で利用することもできます。
無料の場合、使用できるフィルターやメニューには制限がありますが、写真のエディット・コラージュ・白枠を利用することは可能。
【最安値でチェキ風のプリント印刷を行った料金】
・アプリ「コーヒーカメラ」…無料(最大¥280)
・キタムラ又はコンビニ印刷代…30円~40円
・トレーディングカード用リフィル…100円~500円ほど
・アルバム…100円~1000円ほど
リフィルやアルバムは100円均一にも売っているため、お金をかけたくない方はこの方法もアリです。
リフィルとアルバムさえ買ってしまえば、1枚当たり(L判に4枚コラージュした場合)の金額は”7.5円~10円”という安さ!
大切な友達、恋人との思い出も高校生でもカンタンに安く作れるとあって、本場のチェキより安く仕上げられるという点は大きなメリットと言えるでしょう。
出典:Amazon
やっぱり、本物のチェキで撮った方がいいという方にはこの「instax mini 11」がおすすめ!
カンタン操作で誰でもすぐエモい写真が撮れるので、撮影した写真は一生の宝物になるでしょう。
LINEカメラでコラージュするよりクオリティが高い
LINEカメラは5000種類以上のスタンプ、100種類以上のフレーム、30種類以上のフィルターだけでなく「ビューティー」機能など豊富なメニューを手軽に使えるとあって人気があります。
しかし、結論から言うと”フィルム写真に近いチェキ風の写真を作る”ことに関して言えば、コーヒーカメラに分があるのではないでしょうか。
【LINEカメラにはできなくてコーヒーカメラに出来ること】
・明るさ、コントラスト、色彩など細やかな調整ができる
・フィルムテイストに必要な光漏れ、ダスト効果がある
・フレームに絵柄を入れられる
通常の写真であればLINEカメラでも事足りると思いますし、LINEカメラでチェキ風の印刷を紹介している記事もありますが個人的にはコーヒーカメラがベスト。
Instagram用の投稿用としてもチェキ風の印刷コラージュとしても、どちらにも使える高性能アプリなのでまだダウンロードしてないという方はトライしてみることをおすすめします。
チェキ風にコラージュ&フレーム加工してアルバム印刷を楽しもう!
出典:unsplash
今回はアプリ「コーヒーカメラ」を使ってチェキ風に印刷する方法、コーヒーカメラでチェキ風の写真印刷を行うメリットをご紹介しました。
高性能のコーヒーカメラを使えばエモい表現はカンタンにできますし、チェキを持っていない人もチェキ風の写真を手軽に楽しむことができます。
大切な思い出や記録用としてお手製のチェキ風アルバム印刷を楽しみましょう。
今回の記事が、チェキ風の印刷方法を知りたいと思っている方の参考になれば幸いです。
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カメラを始めてわずか半年でプロモデル、テレビ局タレントの撮影を担当する。ポートレート撮影や企業撮影のほかWEB広告クリエイターとして活動。2021年7月7日に鹿児島写真部MUZEを立ち上げ、クリエイターやアパレル・ハンドメイド作家・地元店舗とコラボ企画を行う。2022年『PASHA STYLE』認定クリエイター。鹿児島出身。
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