【カメラ初心者】最速で上達したい人向け写真の勉強法!この方法を使って私はカメラ歴半年でプロモデルを撮影しました。

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一眼レフやミラーレスカメラを買ったけどなかなか上達しない。

InstagramやTwitterで見かけるような素敵な写真が撮りたい。

このように写真が上手くなりたいと思っているけど、どうやって勉強したら良いか分からないと思う方は意外と多いのではないでしょうか。

今回は年間50件以上のポートレート、商業、記念撮影を行ってきた私が、カメラ歴半年でプロモデルを撮影した経験から最速で上達したい人向け勉強法をご紹介します。

この記事を読むことで短期間で効率よく上達する方を学ぶことができます。





カメラ歴半年でプロモデルを撮影した経緯

順光②

そもそも私がミラーレスカメラを買ったのは2020年12月のこと。

理由はありきたりでただ写真に興味を持っただけなんですが、初めは散歩がてら風景や街を撮っていました。

週末に撮る枚数は300枚ほどでそこまで上達への意識は薄かったんですがInstagramで見かけた素敵なポートレート写真に魅了されてそこから鬼のインプットが始まります。

✔私が半年の間にやったこと
・Instagramで写真の研究
・機材の操作や特性を学ぶ
・お昼休憩は返上してYoutubeで学ぶ
・夜な夜な撮影に出かける
・被写体モデルに声かけしてポトレを撮る
・有料で記念撮影
・無償で商品の物撮り
・イベントにカメラマン参加
・写真部MUZEの設立
・カメラ仲間を見つける

朝から晩まで写真のことばかりを考えていたような気がしますが、生計を立てる仕事をしているため時短で上達することを目標にしていました。

そうこうしている内にプロモデルさんとご縁を頂いて、プライベートで撮らせてもらうことに。

初めはこちらが圧倒的に緊張するわけで、モデルさん側からの指示の方が多くて逆に教えてもらってるような感じです。

最初の撮影では1000枚ほど撮ってモデルさんからOKが出たのはたった3枚。

力のなさを実感しましたが、今では諦めずに数カ月おきに撮らせて頂いていたこともあって、徐々にどういう撮り方や何を求めているのか理解できるようになってきました。

でもその環境や写真部の存在があったからこそ集中力を落とさずに、高いモチベーションを今でも維持できている、かなと。

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

気持ちがとっても大事なんだなと実感しています。

上達するには欠かせない3つの大前提

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法基本操作 1005x600

まず、最初にすべきことは一眼レフやミラーレスでも同様にカメラの基本操作や特性をマスターすること。

操作や機能を覚えていないと異なる環境下で行われる撮影ロケーションに合った良い写真は撮れません。

そして、カメラレンズの特性を知ることや撮りたいテーマを明確にすることが大切です。



上達するには絶対にマニュアルモードを使う

 

メーカーによって少し呼び方が違ったりしますが、どのメーカー機種にも装備されている撮影モードがこちら。

 

-プログラムオート(P)…絞り値とシャッタースピードをカメラが自動で決める
-シャッター優先オート(Tv)(S)…自分がシャッター速度を選択すると絞り値をカメラが自動で決める
-絞り優先オート(Av)(A)…自分が絞り値を選択するとシャッタースピードをカメラが自動で決める
-マニュアルモード(M)…絞り値もシャッタースピードもISOも全て自分で決める
※()は通称。

 

このほかにも「かんたん撮影(シーンインテリジェントオート)」などもありますが、上達してくると使う機会は全くなくなります。

 

絞りやシャッター速度だけど決めてあとはお任せする自動モードだと、お任せした部分の設定に目がいかなくなるため成長の妨げになるでしょう。

 

マニュアルモードにすることで「白飛びしたからシャッター速度を落とそう」「よく動く被写体でシャッター速度は落とせないからISOを上げよう」とあらゆる状況に対応できる適応力を身に付けることができます。

お昼正午の撮影は避ける

 

例えば露出が明るすぎてこんな白飛びしてしまうこともありますが、失敗は上手になるための経験。

 

また、マニュアルモードで操作するf値・ISO感度・シャッター速度は重要なポイントです。

 

この3つは良い写真を撮るためには欠かせない存在なのでしっかりマスターしましょう。

 

①F値(絞り)…レンズからイメージセンサーに取り込む光量のこと。絞るほど光量は落ちていきます。
②ISO感度…どの程度の光を記録するか表す明るさの基準のこと。上げるほど明るくなっていきます。
③シャッタースピード…シャッターが開いている時間のこと。長いほどたくさん光を取り込みます。

 

この3つは相関関係にあってどれか1つを上げすぎたり、下げすぎると残り2つで調整していく必要がありますね。

 

私のおすすめ設定は、以下の通りです。

 

①絞り「F1.2~F8」…背景をボカしたいときは4以下。全体を明瞭にしたい時は8.0。

②ISO感度は「100~1000」…明るい屋外では100、屋内や暗い場所では1000(それ以上あがると画質劣化するため)。

③シャッタースピードは「1/125~1/500」…被写体の動きが少ない場合は1/125、動いている子供やスポーツ選手なら1/500。

 

もっと詳しく基礎知識を勉強したい方は別記事で詳しく紹介しているので良ければ参照して下さい。

 

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

上の動画は関西で大人気の写真家イルコさんです。とても話しが分かりやすくて面白いですよ。

カメラやレンズ特性を理解する

メーカーや機種によって特性は違うものですが以下はどのカメラレンズでも共通事項。

 

✔カメラの特性
・撮影モード
・露出補正
・手振れ補正
・ホワイトバランス
・f値(絞り)
・ISO感度
・シャッター速度(シャッタースピード)
・保存形式
・堅牢性

 

✔レンズの特性
・解像力
・開放f値の明るさ
・焦点距離
・手振れ補正
・ゴーストフレア耐性

 

カメラやレンズには「エントリー」「ミドル」「ハイエンド」とそれぞれグレードがあり、描写や解像力はレンズに由来します。

 

カメラグレード一覧スクショ
出典:価格.com

 

またカメラ側はセンサーサイズや高感度耐性があり、暗い場所での撮影や明るい場所での撮影などシーンに適した機種は異なりますね。

 

カメラを始めたばかりの方はエントリーもしくはミドルクラスのカメラをお持ちだと思いますが、まずは基本的な特性やレンズ焦点距離の感覚を頭に叩き込むと良いでしょう。

 

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

一般的にはズームレンズより単焦点レンズの方が描写はキレイですね。

撮りたいもののテーマを明確にする

マニュアルモードとカメラレンズ特性をある程度、覚えたら実際に撮影がスタートします。

 

風景や川、人など被写体はさまざまですが、良い写真と悪い写真には違いがあります。

 

✔良い写真
・テーマがしっかりしている
・サブテーマがある
・背景がゴチャゴチャしていない
・白飛びしていない
・構図や奥行きがある

 

✔悪い写真
・テーマとサブテーマが分からない
・写真が明るすぎたり暗すぎたりする
・映り込んだ情報量が多すぎる
・平面でのっぺりしている
・色が過剰に乗っている

 

特にその中でも大切なのが「テーマ(主題)」「サブテーマ(副題)」があるかどうか。

 

カメラ歴が長くなってくると撮影テクニックや構図にばかり目がいってしまい、テーマを忘れてしまっている写真をたくさん目にします。

 

列車の主題と副題
出典:unsplash

 

上の写真ではメインテーマが電車、紅葉がサブテーマと分かりやすく、かつ構図が取り入れられているため人の印象に残りやすくなります。

 

「最初の頃はテーマなど必要ないのかもしれません。新しいカメラを使ってありとあらゆる物を撮影していくことが楽しくて仕方ないでしょう。でも恋愛と同じで、その熱はやがて冷めます。そう、写真を撮る行為を継続していくには、撮影テーマを決めることがとても大切になってくるのです。」
出典:写真家・吉村和敏

 

テーマを明確にすることは単に美しい写真という考えを超えて、何を伝えたいのかという写真表現の追求にも繋がります。

 

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

人は美しいと感じた物を記憶する習性があるそうです。

【カメラ初心者】写真が上達したい人向け6つの勉強法

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法構図 1005x600

結論ですが、カメラが短期間で上達する勉強法はインプットとアウトプットの早さです。

良いお手本の写真があればスグ真似してみて上手くいったかどうか見直すことは欠かせません。

適切なフィードバックを得ることでそこから継続して、修正していくことがより上手になるための秘訣ですね。





テーマが決まったらそこに写真構図を埋め込む

キレイな構図
出典:unsplash

撮りたいテーマやサブテーマが決まったら今度はそこに構図を埋め込んでいく必要があります。

特に風景写真ではこの構図の良し悪しが写真の出来を左右することもあるでしょう。

ここでは人物ポートレートを例に構図をおさらいしましょう。





王道は日の丸構図

カメラマンのための人物ポートレート構図で写真が劇的に変わる!日の丸構図② 1005x600

 

まずは、王道ですが被写体がどセンターにくる日の丸構図。

 

被写体を大きく切り取ることができるので、インパクトある写真になりやすいですね。

 

またセンターにくる被写体がメインテーマだと伝わりやすいので構図の中ではもっとも素直な構成と言えます。

 

無意識のうちに使っていることも多く、構図に迷ったときはこれを撮影しておくことをオススメします。

写真が印象的になる三分割法構図

カメラマンのための人物ポートレート構図で写真が劇的に変わる!三分割法② 1005x600

 

三分割法は上下と左右に2本ずつラインを引いて、画面を9つのエリアに分けたとき交差する点に被写体がくるよう配置する構図です。

 

この方法を使うだけでずいぶんとドラマチックな写真が撮れるので私も好きな構図ですね。

 

これは人物ポートレートに限った話しではなく印象的なフォルムのオブジェ、建物や風景でも活かされます。

カメラマンが大好きな前後ボケ構図

カメラマンのための人物ポートレート構図で写真が劇的に変わる!前後ボケ構図② 1005x1417

 

被写体の前と後ろにある木の枝や花をボカして奥行を感じさせることができる構図です。

 

ちなみにお持ちのレンズがF1.8くらいまでF値を絞れるものだと比較的、簡単にボカすことができるでしょう。

 

もし、レンズがF4.0までしかいかないよ!って場合は被写体から「前」と「後ろ」にあるボカしたいものとの距離を取ることで改善します。

写真集やカメラ本から勉強する方法

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法写真集や本 1005x600
出典:unsplash

スマホの小さい画面だけで写真を見てもなかなか上達は難しいものです。実際に大きなプリント用紙で見たほうが印象に残るし、色味を肌で感じることができます。

写真には1枚だけの「単写真」と、2枚以上で構成される「組写真」と呼ばれるものがあります。

SNSなどで見かける素敵な写真はほとんどが一枚で完結する「単写真」。

物語やドキュメンタリーなど全体にストーリー性を持つ「組写真」。

実際に私がカメラ勉強のために購入した組写真の写真集や雑誌をそれぞれ紹介していきます。





川島小鳥さんの「未来ちゃん」

川島小鳥さんの代表作で佐渡島で会った天真爛漫でおかっぱ頭に、真っ赤なほっぺの女の子の一年間を追いかけた写真集。第42回講談社出版文化賞写真賞を受賞した作品です。

 

どこか親しみやすくて目を惹きつけるこの写真集を見るときのコツは、

 

①未来ちゃんの色んな表情の変化や見たときに感じた自分の感情を深堀してみる。
→なんで切ない気持ちになるんだろう、どうして笑えるんだろうなど

②今見ている写真の前後は必ずシンクロしている。
→例えば季節の変化や統一された色、目的地に向かう過程など

③川島小鳥さんはこの写真集を通じて何を伝えたいのかメインテーマを考える。
→少女の性質、人が成長するために必要なもの、田舎にいてもこれだけ幸せに暮らせるなど

 

これらを意識するだけでもずいぶんと写真を見る目は磨かれています。たくさん見ただけ色んな表現があることや自分がどういう写真を撮りたいのか再確認することができますね。

 

写真が上達するためには、この本は是非おすすめです。

 

この本の入手方法は図書館で借りるか、Amazon通販、メルカリで入手することができますね。

 

興味のある方はリンク貼っておきますのでどうぞ。
未来ちゃん

カメラ雑誌「フォトテクニックデジタル」

 

初級からハイアマまでたくさんのカメラマンがチェックしているカメラ・写真雑誌『フォトテクニックデジタル』。

 

旬のモデルさんやカメラマンが撮影手法やテクニックを教えてくれるありがたい写真雑誌なんですが、残念ながら2021年8月号をもって休刊することになってしまいました。

 

ここで休刊する雑誌を紹介するのは不本意ですが、読んでもいない写真雑誌を紹介するわけにはいかないのであえて紹介させて頂きました。

 

特集でhaseoさんの撮影手法や機材、ストロボの置き方まで紹介している記事や、読者投稿では写真家さんが読者の写真にアドバイスをくれる企画など好きです。

 

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法写真集①初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法写真集②

 

新刊が発売されることはないと思いますが、これまで紹介されてきた記事はカメラマンにとって財産になります。

 

書店や中古で入手して撮影手法をマネすることが上達への近道ですね。

経験が足りない部分を補えるおすすめカメラマンYouTubeチャンネル

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法 チャンネルまとめ

商業カメラマンや写真家はYouTube運営していることが多いですが、チャンネルの中で貴重な体験談や考え方を学ぶことができます。

「情報の分かりやすさと疑似体験」 → 動画コンテンツ

「知識や写真の哲学」 → 文章コンテンツ

Youtubeでカメラの勉強をするうえで注意したいのはYoutube動画と、ブログやWEBメディアなど文章コンテンツではそれぞれ特徴があります。

 

それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット デメリット
 

Youtube動画コンテンツ

情報が分かりやすい

雰囲気が伝わる

疑似体験ができる

写真がみにくい

重要な情報が流れやすい

情報の正確性が低い

 

WEB・ブログ文章コンテンツ

写真が見やすい

重要な情報が流れない

情報の正確性が高い

複雑なことを伝えにくい

雰囲気が分からない

疑似体験ができない

 

これを踏まえてYouTube鑑賞すると、初心者の方でも効率よく学習できると思います。





西田航

鹿児島県出身、ラサール高校卒業。ストリートスナップ写真家。Cannonユーザー。

 

元・商業カメラマンで数多くの芸能人・タレント・アーティスト撮影を担当。独立後は写真集「COLOR OF Hong Kong」「COLOR OF TOKYO」を出版。Facebook「西田航フォトカレッジ」「西田塾」運営。

 

西田航さんのチャンネルではおもにカメラやレンズ機材に関する基礎知識や設定方法、ネットでは公開されていないような新しい情報を発信されています。

 

先日も「Adobe Lightroomのマッチングプロファイルが合わない」記事で紹介しましたが、すごくコアな情報を発信している方なのでCannon機材の知識を深めたい方におすすめです。

さるさんカメラ

Yuuki Sarutaさん。SONYユーザー。

趣味でSNSに写真を公開し始めたことがキッカケで、カメラや写真の楽しさにハマり制作会社に入社。現在はフリーランスとして広告、雑誌、CDジャケット担当など人物メインで撮影されている方です。

 

さるさんのチャンネルではポートレートで「エモい写真」を撮る方法や、編集ソフトのレタッチ方法など分かりやすく解説されています。

 

初心者カメラマンでも作例を使って紹介されているので、真似するだけでエモい写真に近づけるのでおすすめですね。

Ilko Allexandroff/イルコ・アレサンドロフ

ブルガリア出身。神戸大学卒業。Cannon ⇔ SONYユーザー。

 

ストロボを巧みに使って芸術的なポートレートを得意とするフリーランス・フォトグラファー。神戸を拠点に活躍されていますが2016年にはクラウドファンディングを使って初写真集を発売しました。

 

このチャンネルではレンズの焦点距離によってどんな写真が撮れるのか?まるでファインダーをのぞいているかのような疑似体験をすることができます。

 

初心者カメラマンの撮影体験を倍速で増やしてくれるので、最短で上達したい方はチェックすることをおすすめ。また、独特の日本語しゃべりも特徴的です。

 

このチャンネルを見るとポートレート撮影したくなると思いますが、モデル依頼するときの料金相場や探し方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

わたなべりょう

東京都出身。武蔵野美術大学卒業。Nikonユーザー。

 

独学でポートレートを学び、ストックフォト作品で有名になりニコンカレッジ講師やPIXTA専属カメラマンとして活躍されています。一児の母。

 

このチャンネルでは初めての人でも分かりやすく基礎知識を学ぶことができ、身近な題材が多いので共感できるところが多いと思います。

 

話し方もとっても親しみやすいので初心者の女性におすすめしたいチャンネルですね。

Instagramやシェアサイトを活用して観察眼を鍛える

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法 イメージ

初心者が手軽にカメラを勉強できる方法に、シェアサイトを活用するという方法があります。

 

①シェアサイトで投稿された質の高い写真に手軽に触れられます。できればスマホじゃなくて高解像タブレットやPCで見ると細かい部分まで見ることができます。

②質の高い写真を投稿してシェアされれば嬉しい気持ちになりますよね。自分のアピールや作品を知ってもらえるキッカケになります。

③初心者カメラマンはただ写真を眺めるだけではもったいない。どうやって撮られているのか想像しながら見ることで上達は早くなります。

 

全国にはたくさんの写真部がありますが、その中でも初心者カメラマンにおすすめしたい2つの写真・カメラ部をご紹介します。



関西写真部SHARE

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法 関西写真部
出典:関西写真部SHARE

 

関西写真部は鹿児島出身の小野友暉さんが2016年に立ち上げた関西最大級のWEBメディアです。

 

Instagramはシェアサイトとしてフォロー&タグ付けされた投稿の中から、選ばれた写真がシェアされる仕組み。

 

小野さんと言えば元々システムエンジニア。カメラを始めてわずか1年でプロになり年鑑書籍「プロカメラマンFile」選出や「関西御苗場2018」でレビュアー賞など飛躍的に活躍されている若手フォトグラファーです。

 

私もインスタフォローしていますがとにかく選ばれた写真や動画の質がとても高い。

 

インスタで写真を分析すると目が肥えるし、WEBメディアでは有意義な情報を得ることができるのでおすすめ。

東京カメラ部

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法 東京カメラ部
出典:東京カメラ部

 

東京カメラ部はソーシャルメディアサービスを運営する企業。フォトコンテスト支援や出張撮影講座も行っています。

 

こちらもInstagramではシェアサイトとして人物・風景・自然の中から、選ばれた写真がシェアされていますね。

 

初心者カメラマンはシェアされた写真をただ眺めるだけでは意味がありません。

 

・どんな機材を使っているのか
・どのアングルで撮ってるのか
・撮影している距離感は?
・太陽光はどこから来ているのか
・逆光なのか順光なのか

 

こういったことを考えながら見ると同じ「見る」でも得られる情報や知識は大きく違ってきます。

 

また、鹿児島写真部MUZEは2021年7月7日に設立したばかりですが、おもに県内に住む初心者カメラマンやモデル向けに撮影会や勉強会、写真展などを企画しています。

 

「みんなで楽しい撮影をしよう」をテーマに、一緒に学ぶカメラ仲間を見つけたり作品撮りさせてくれるモデルも見つかるのでぜひご参加お待ちしております。

 

▼Instagramはコチラ▼

Instagram公式

カメラ・写真塾に入って生の声を聞く

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法カメラ講座
出典:unsplash

オンライン・オフライン問わず、カメラ技術や機材の設定方法を学ぶ「写真塾」が開催されています。

 

呼び名は色々ありますが、単発で1日だけ学ぶ講座から1クール(3~4か月で月2回程度)単位の講座まで内容や主旨もさまざま。

 

初心者向け写真教室や、カメラ・写真塾を利用するメリットとデメリットをまとめてみました。

 

メリット デメリット
 

写真教室

初心者でも手軽

無料の場合がある

短時間で学べる

基本知識しか学べない

開催が不定期

講師の知識・経験が乏しい

 

カメラ・写真塾

ゴール設定が明確

分からないところを詳しく何度も聞ける

参加費を払うから継続しやすい

参加費がかかる

一定の時間を確保する必要がある

デジタル一眼カメラが必要

 

単発の写真教室は無料で手軽になのに比べて、カメラ・写真塾ではゴール設定が決まっていてモチベーション持続できますが参加費がかかるのがデメリットですね。

 

まずは、無料の写真教室に行ってみて楽しそう、学べそうならそこから継続して1クール受けられる講座を選ぶのがおすすめ。

 

私は参加しているカメラ・写真塾はないのでコレがおすすめ!というのはないのですが、Facebookで西田航さん主催の「WNPC」というコミュニティに参加しています。

 

毎週「テーマ」が与えられて参加する約3700人が思い思いに撮影 → 投稿する形式。

 

それぞれ違う環境でテーマを撮影しているので新しい気付きや発見があって勉強になりますよ。無料参加できるので興味ある方はぜひ参加してみて下さい。

西田航フォトカレッジ/ WNPC

RAW現像ソフトで出来ること・出来ないことを把握しておく

PC
出典:unsplash

撮影と同じように”現像や編集”も一緒に行うことが一般的ですが、RAW現像ソフトや編集ソフトなら何でも出来ると思われがちですが、出来ることと出来ないことがあります。

 

【出来ること】
・露出補正、色彩調整、コントラスト、段階フィルター、肌補正、切り取り、合成など

【出来ないこと】
・撮影時の過剰露出の補正、輪郭のない被写体の切り取りなど

 

現像ソフトや編集ソフトも万能ではないことを踏まえると、撮影時にある程度の条件をクリアしていく必要があります。

この辺りのバランスを考えながら撮ることで撮影するときに色んな選択肢を選ぶことが可能になりますね。





「Lightroom」のトーンカーブから写真を構成する要素を学ぶ

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法ライトルーム
出典:Adobe

 

撮影したら作品完成という考え方は現代にはあまりなくて、RAW現像ソフトでレタッチして最大限まで魅力を伸ばすこともカメラマンの役割。

 

私はぜひ現像ソフトを使うことをおすすめしていますが、その理由が2つあります。

 

✔現像ソフトをおすすめする理由
①作品をさらに向上させることができる
②写真を構成する色や明暗などの要素を一つ一つ分析できる

 

つまり現像ソフトを使えるようになることで写真を構成している色空間・明暗など全体のバランスを一つ一つ可視化できるようになります。

 

そうなると撮影するときも写真の明るさや色状況を整理できるようになるため、撮影技術の向上にも繋がるでしょう。

 

ちなみに編集ソフトには「Lightroom」「Luminar AI」「Capture One」が有名ですが、私はスマホアプリでも編集できるLightroomを使っているのでご紹介しておきます。

 

無料スマホアプリの機能をザックリと説明すると、

 

・ライト…トーンカーブ、露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベルの設定

・カラー…ホワイトバランス、色被り補正、自然な彩度、彩度、色別ミキサーの設定

・効果…テクスチャ、明瞭度、かすみの除去、周辺光量補正の設定

 

この項目を無料で利用することができます。簡単なメニューですが、今後PCで編集するときもレタッチの基本になる部分ですからしっかり機能を理解しておくことをおすすめします。

 

Lightroomのトーンカーブ操作についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

画像編集ソフト「Photoshop」で演出を学ぶ

初心者におすすめしたいカメラの勉強方法!手軽に効率よく上達する8つの方法Photoshop
出典:Adobe

 

結論ですが、初心者カメラマンが早く上達するために「Photoshop」は使えるとさらにベター。

 

その理由は美肌補正やよけいな映り込みを消すことができるためより繊細な写真の完成度が高くなります。

 

Photoshopの勉強方法ですがとてもメニュー項目が多くこのページでは紹介しきれません。

 

Youtube動画やWEB情報サイトから学ぶことはできますが、内容によっては触れる部分と触れない部分が出てしまうためじっくりと書籍を開いて学ぶことをおすすめします。

 

私はこの書籍で勉強しましたがとても初心者向けに優しく書いてあるので体感的に分かりやすかった印象がありますね。

 

まだ書籍を持ってない方は、手軽に始められるのでオススメしてます。

 

Adobe製品はサブスクリプション制(毎月定額払い)ですが、LightroomとPhotoshopを単体で契約すると数千円します。

 

初心者の方にはぜひこれをおすすめします。

【フォトプラン(20GB) 月額税込1,078円】

Lightroomデスクトップ版とモバイル版、Lightroom Classic、Photoshopデスクトップ版とiPad版が含まれます。

 

20GBと書いてあるのはオンラインストレージを利用した場合の上限容量です。でも、編集した画像はPCやメモリに保存するのであまり多い必要性は感じていません。

 

PCやタブレットで同期させるのが面倒という方はオンラインストレージは多い方がいいでしょうか。1TBというプランもあります。

たくさんのインプットで引き出しを増やそう

上達するアイデア
出典:unsplash

今回は私の実体験をベースに短期間で上達した方法と、カメラマンとして引き出しを増やしていくためにはどんな勉強方法があるのかご紹介してきました。

まとめになりますが、

①デジタル一眼カメラを持っている方は基本操作をマスターする。構図を意識しながらYouTubeや本を使って知識もインプットしていく。

②デジタル一眼カメラを持っていない方はイチ早くカメラをGETして、周りにカメラ仲間がいなければ写真教室などを活用してシェアサイトで良質な写真を勉強する。

③私は半年間ですべて同時進行してそれなりに見れる写真が撮れるようになりました。まだ、発展中ですが目的意識を持っているので何となく撮っている方より上達が早いことが実証できたと思います。

 

また、これからデジタルカメラの購入を検討されている方には手頃なキャノンEOS RPや値下がりしてきたソニーα7RⅢ、Nikon Zシリーズをおすすめしています。

必要なスペックや安く買う方法、お得な情報はこちらの記事で紹介しています。興味があればご覧ください。

今回の記事が最短でカメラを上達する勉強法を知りたいと思っている方の参考になれば幸いです。



鹿児島写真部MUZEでは「MUZE撮影会」やイベント企画など撮影技術向上を目指した企画を行っています。

前回、前々回と参加してなかった方でも気軽に参加することができるので、皆さんの部員応募やイベント参加をお待ちしています。

また、写真部MUZEでは昨年11月から有料「MUZE撮影会」を開催しており随時有料モデル(時給1500円~3500円・実働2h~4h程)を募集しています。興味のある方はこちらのモデル応募フォームまたはInstagramのDMよりご相談下さい。

部員参加は下記、入部フォームから簡単にお申込みすることができます。たくさんのカメラ写真好きの皆様とお会いできることを楽しみにしております!




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