【2022年最新】ミラーレス一眼レフカメラにおすすめのSDカード10選!iPhoneやAndroidスマホに移す方法とは

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一眼レフ、ミラーレスカメラを買うときカメラに予算をかけ過ぎてついついSDカードは安さ重視で買うことってありますよね。

 

撮影が少ない方は小さい容量のSD・SDHCカードで充分だと思いますが、月に1000枚以上撮影している方はすぐいっぱいになるし作業を止めて抜き差しするのはストレス。

 

今回は年間50件以上のポートレート、商業、記念撮影を行ってきた私の実体験から、高性能ミラーレスや一眼レフカメラに安くて最適なSDカード10選とスマホ転送する方法をご紹介します。

 

この記事を読むことで一眼レフカメラに合った必要なSDカードを見つけることができます。





SDカードの種類はSD・SDHC・SDXC

おすすめのSDカード
出典:unsplash

カメラはSDカードがないと撮影することができませんよね。

 

ミラーレス一眼レフカメラの写真や動画を保存するフラッシュメモリとして欠かすことができないSDカードは容量別に大きく分けて3つの種類があります。

 

SD(SDSC)カード=小容量の安価なメモリ。~2GB。
SDHCカード=中容量のメモリ。4GB~32GB。
SDXCカード=ハイスペックな大容量メモリ。64GB~。
出典:ビッグカメラ

 

私の体感ですが32GB~64GBの容量サイズを選択するアマチュアカメラマンが多いと思います。

 

容量のほかに書き込み速度・読み込み速度の速さやスピードクラスによって値段はさまざまですが、比較的安いSDHCカード32GBで2000円以下という手頃な商品もありますね。





SD(SDSC)カードはコンデジやエントリーモデル機向け

カメラグレード一覧スクショ
出典:価格.com

2000年頃に誕生したSD(SDSC)カードはカメラ・ビデオカメラ・PC・スマホ・ゲーム機などあらゆる電子機器で使われている初期モデル。

 

2GBのSDカードの場合、「EOS X9」「EOS M6 MarkⅡ」など2000万画素超えのミラーレス・一眼レフカメラでは「JPEG 1枚=10MB」で単純計算すると200枚ほどの保存が可能です。

 

✔SDカード(2GB)の撮影枚数の目安
・JPEG 1枚 10MBの場合、撮影可能枚数は200枚
・JPEG 1枚 5MBの場合、撮影可能枚数は400枚
・JPEG 1枚 3MBの場合、撮影可能枚数は666枚

 

200枚が多いと思うか少ないと思うかは用途によっても異なりますが、2泊3日の旅行に行くシーンを想像すると200枚というのはかなり制限が多いはず。

 

予算の関係でSDカードにお金をかけられない方はこのモデル一択だと思いますが、あくまでもエントリーモデル機の容量が少ないミラーレス一眼レフカメラ向けですね。

 

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

JPEGとRAWを同時保存していたらさらに保存可能枚数は半分ほどになりますね。

SDHCはエントリーモデル主力~フルサイズ機サブ

2006年に登場したSDHCカードはファイルシステムがパワーアップしたことで一気に4GB~32GBまで保存可能になったモデル。

 

最近のPC・カメラ・ビデオカメラなど電子機器はほぼ対応可能になっており、値段と性能のコスパが良いタイプだと思います。

 

私自身、5枚SDカードを持っていますがうち4枚は全てこのSDHCカードを使用しています。

 

✔SDHCカード(32GB)の撮影枚数の目安
・JPEG 1枚 10MBの場合、撮影可能枚数は3200枚
・JPEG 1枚 5MBの場合、撮影可能枚数は6400枚
・JPEG 1枚 3MBの場合、撮影可能枚数は10666枚

 

32GBタイプの場合、1枚あたり10MBで2000万画素クラスのミラーレス一眼レフカメラに換算すると3200枚前後を保存することが可能。

 

エントリーモデル機の一眼レフカメラやフルサイズ機でもサブ~主力として活躍してくれるでしょう。

 

https://muze-photography.com/wp-content/uploads/2021/07/おじさん 80x80.png

正直、このクラスを3枚ほど持っていればだいたいの撮影シチュエーションはクリアできます。

SDXCはフルサイズ機メイン

2009年に登場したSDXCカードは更なるファイルシステムのバージョンアップで容量は64GB~。最大で2TBというハードディスク並みの容量を備えているモデル。

 

値段も5000円以上がザラで中には3万円近い商品もありますが大容量ゆえに写真だけでなく動画も楽々、保存することができます。

 

128GBサイズの場合、1枚あたり10MBで2000万画素クラスのミラーレス一眼レフカメラに換算すると約12800枚もの写真データを保存可能。

 

✔SDXCカード(128GB)の撮影枚数の目安
・JPEG 1枚 10MBの場合、撮影可能枚数は12800枚
・JPEG 1枚 5MBの場合、撮影可能枚数は25600枚
・JPEG 1枚 3MBの場合、撮影可能枚数は42666枚

 

高額ですが転送速度・スピードクラスともに最速なので8K動画を撮る方には必須のアイテムで、PCや外付けメディアにコピーするときの転送時間も早いのでストレス減になるでしょう。

 

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このクラスならRAWとJPEGの同時保存が絶対おすすめなので、レタッチ用にしっかりとRAW形式を残しておきましょう。

一眼レフ用SDカードを選ぶときに見るべきポイント

SDカード挿入

TOSHIBA・Panasonic・SONY・Sandiskを初めとした国産やTranscend・Lexar・Kingstonなど海外メーカーのSDカードまで商品ラインナップはさまざま。

 

値段と容量にばかり目がいきがちですが用途に合ったSDカード選びには書き込み・書き込み速度の速さやスピードクラスも忘れてはいけないポイントになります。





容量の大きさは撮影時間と直結する

まず、皆さんが必ずチェックするのが書き込み可能な保存容量。

 

静止画や動画をどれだけ多く収容できるかは容量次第なので、撮影時間と容量は大きく関係してきます。

 

しかし、先ほど書いたように静止画メインなら必要以上に大きな容量にしてしまうと以下のようなデメリットが発生します。

 

①必要以上に撮りすぎてしまう
②撮りすぎると選別に時間がかかる
③PC転送するのを後回しにしてしまう

 

RAW現像ソフトでレタッチする方は割とすぐPC転送して作業を始める方が多いと思いますが、こまめにPCや外付けメモリに転送してSDカードを空にするという方法がおすすめ。

 

また写真を撮りすぎてしまうと後で見るのを忘れてしまったり、選別する時間も膨れ上がるので注意が必要です。

 

一眼レフカメラの静止画なら16GB~64GBあたりが「撮影→転送」までのサイクルが早くなって、コスパも良いことから取り回しがよくなるでしょう。

 

動画なら64GB~128GBがおすすめですね。

書き込み・書き込み速度の速さでストレス減に

書き込み・読み込み速度は撮影した静止画・動画をどれだけ素早くメディア保存できるかという性能のこと。

 

この性能が高いほど連写や立て続けに動画を撮るときのテンポが速くなり、遅いほど保存するのに数秒~数分待たされることがあります。

 

低い順から、

「2MB/秒」
「4MB/秒」
「6MB/秒」
「10MB/秒」
「30MB/秒」
「60MB/秒」
「90MB/秒」
「90MB/秒」
「130MB/秒」
「150MB/秒」
「250MB/秒」
「300MB/秒」

 

数字が大きいほど性能が優れていて中にはProGrade Digital「1700MB/秒」という驚異的なモデルもあります。

 

一眼レフ静止画なら60MB/秒以上あれば不便を感じることは少ないですが、動画なら最低でも90MB/秒以上は欲しいところですね。

動画を撮るならビデオスピードクラスは大事

この中では一番聞きなれないポイントかもしれませんがSDカードにはデータ書き込みの最低保証速度を推し量るための基準があります。

 

厳密には「スピードクラス」「UHSスピードクラス」というものがあり、

 

【スピードクラス】②→④→⑥→⑩
【UHSスピードクラス】1→3

 

いずれも左から右に数字が大きくなるにつれて高性能になっていきます。

 

またその他に4K8Kの高画質動画の普及にあわせて「ビデオスピードクラス」という基準があります。

 

【ビデオスピードクラス】V6→V10→V30→V60→V90

 

こちらも数字が大きくなるにつれ高性能を意味していますが、4K8K動画を撮るカメラマンには転送速度によるストレスを軽減させるためにはV30以上のモデルがおすすめ。

 

また、最近はミドルクラス以上のミラーレスカメラで採用されている「CFexpressカード」は、SDカードに比べて高価ですが容量・転送速度が格段にパワーアップしています。

 

【2022年最新】ミラーレス一眼レフカメラにおすすめのSDカード10選!

各メーカーのSDカード

ここからは実際に私が使ったモデルも含めておすすめできるミラーレス一眼レフカメラ向けSDカードをご紹介します。

 

基本的に国産だけでなく海外製のモデルも問題なく使えているため、総合的にコスパの良いものを厳選しています。

 

特にKingston製品に低価格・高性能SDXCカードが揃っていて個人的にも愛用しているので推し。

 

スピードクラス表
出典:ビッグカメラ

※スピードクラスの早見表を参考にどうぞ。





Kingston SDXCカード 256GB Canvas Go!Plus



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タイプ SDXC
容量 256GB
読み出し速度 170MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U3
ビデオスピードクラス V30

 

アメリカのKingston社製で256GBなのに5000円台というコスパ抜群のSDXCカード。

 

静止画カメラマンには十分すぎる機能を備えており、私自身も使っていますが一眼レフ静止画だけでなく4K動画併用でもスペック的には全然問題ないので一番手頃に扱うことができます。

 

SDXCカードで256GBなら1万円以上する商品が多い中でこの価格はとても魅力的ではないでしょうか。

Kingston SDXCカード 256GB Canvas React UHS-IIカードリーダー付属



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タイプ SDXC
容量 256GB
読み出し速度 300MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U3
ビデオスピードクラス V90

 

こちらもアメリカのKingston社製256GBのハイスペックバージョンで読み出し速度「300MB/S」と最高クラスの性能を備えています。

 

またビデオクラス「V90」なので4Kだけでなく8K動画もサクサク保存して、外付けメディアに転送する際のスピードも担保されています。

 

値段はGo!Plusと比べて30000円台と一気に跳ね上がりますがこのクラスのSDカードを持っているとほぼ全ての状況に対応できると思いますね。

SanDisk サンディスク Extreme Pro 32GB



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タイプ SDHC
容量 32GB
読み出し速度 95MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U3
ビデオスピードクラス V30

 

SanDiskの1000円台で買える手頃なスペックのSDHCカード。

 

SanDiskと言えばSSDなどフラッシュメモリのメーカーとして有名ですが、このモデルは値段以上に作りもしっかりしているので私は撮影枚数が多くならない程度の撮影の際に持ち出しています。

 

とは言え32GBなら一眼レフの静止画オンリーならJPEG+RAWのダブル保存でも1000枚近く撮れるので濡れる可能性がある撮影用など飛び道具としても使えますね。

SanDisk サンディスク Extreme Pro 64GB



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タイプ SDXC
容量 64GB
読み出し速度 170MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U3
ビデオスピードクラス V30

 

こちらはサンディスク「Extreme Pro」シリーズの64GBバージョンで、ミラーレス一眼レフカメラマンにもっともおすすめのモデル。

 

32GB版から容量が「32GB → 64GB」と倍になっただけでなく読み出し速度も「95MB/S → 170MB/S」と大幅にパワーアップしているにも限らず価格は据え置き2000円前後。

 

4K動画をバンバン撮るには少し厳しいスペックですが動画をのぞけばほぼパーフェクトだと思いますね。

 

ミラーレスや一眼レフのハイエンドモデル機はデュアルスロットを採用しているためSDカード2枚挿しというパターンがありますが、そのサブとしても活用できそうです。

東芝 SDHCカード 16GB



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タイプ SDHC
容量 16GB
読み出し速度 48MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U1
ビデオスピードクラス

 

純正東芝製16GBのSDHCカードの中でも1000円未満と最安値で買うことができるモデル。

 

読み出し速度48MB/S、UHSスピードクラス1とエントリースペックのため性能は落ちますが、初めて一眼レフカメラを買う方やコンデジを使っている方におすすめ。

 

高画質な写真がたくさん必要ない方は、安さが正義だと思いますね。

Lexar レキサー Professional 1TB



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タイプ SDXC
容量 1TB
読み出し速度 95MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U1
ビデオスピードクラス V30

 

Lexarの超大容量1TBを誇るSDXCカードで読み出し速度95MB/sは低めですが、ミラーレス一眼レフの静止画保存用SDカードとしては最高峰。

 

価格は5万円前後と1TBの中では安い価格帯、その変わりに書き込みや読み込み速度を抑えて設計されています。

 

レタッチしない方で小まめに外付けメディアに写真を転送することが少ないカメラマンにおすすめですね。

ELECOM(エレコム) SDXCカード 512MB



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タイプ SDXC
容量 512GB
読み出し速度 80MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U1
ビデオスピードクラス V30

 

コンピューター周辺機器製品で有名なELECOMの大容量512GBのSDXCカード。

 

読みだし速度やスピードクラスは平均的ですが最大の魅力は1年間の保証期間内で1回限り、無償データ復旧サービスを利用できる点。

 

大手ブランドのELECOMならではのオプションで誤って削除してしまったデータを復旧できるのは安心です。

 

スペック的には4K動画も対応可ですがどちらかと言うとミラーレス一眼レフの静止画メインで運用したいですね。

SanDisk Ultra SDXC 64GB



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タイプ SDXC
容量 64GB
読み出し速度 120MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U1
ビデオスピードクラス

 

SanDisk Ultraシリーズで手頃感がある64GBのSDXCカード。

 

Extreme Proシリーズの同じ容量と比べると少しスペック的に見劣りしますが、読み込み速度は120MB/Sを維持したままビデオスピードクラス機能を排除した製品。

 

そのため1500円前後で買えるとあって静止画メインのカメラマンさんの予備やデュアルスロットのサブに最適です。

Kingston Canvas Go Plus SDXCカード 64GB



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タイプ SDXC
容量 64GB
読み出し速度 170MB/S
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U3
ビデオスピードクラス V30

 

Kingstonの64GBと手ごろな容量のSDXCカードですがこちらは読み出し速度170MB/Sと高速転送が可能なモデル。

 

価格も3000円前後と相場と比べて安い値段で高性能・低価格が際立つKingston社製という印象がありますが、低価格でも4K動画と静止画どちらも対応できるので素晴らしいスペックだと思います。

 

個人的にもKingston製のクオリティの高さから私自身も今後また買うときはKingston製を、と考えていますね。

Transcend SDカード ハイグレードタイプ 8GB



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タイプ SDHC
容量 8GB
読み出し速度 95MB/s
スピードクラス Class 10
UHSスピードクラス U1
ビデオスピードクラス

 

TranscendのSDHCハイグレードタイプシリーズで8GBの容量ながらスピードクラス10、UHSスピードクラス1と1000円ほどで買えるモデルとしては割と高性能。

 

4K動画はさすがに重いかもしれませんが静止画+フルHD動画なら普通に保存できるだけの性能を備えています。

 

エントリーモデルの一眼レフ機をお持ちの方やSDカードにどうしても予算を割けない方向けでしょうか。

用途によって選ぶべきSDカードは異なる

目安容量
出典:ビッグカメラ

SDカードはより大容量で転送速度が速いものを選べば問題ないですが、用途によって大容量の必要がなかったりまたこまめに外付けメディアに転送する場合はその限りではありません。

 

ミラーレス一眼レフカメラの用途は写真・動画のいずれかですが、それぞれ目的に合わせて最適なサイズをご紹介します。





高画質な写真がメイン

デジタルカメラで風景、スナップ、ポートレートを撮影するカメラマンには32GB~64GBがおすすめ。

 

2000万画素クラスのミラーレス一眼レフカメラならJPEGが3000枚~6000枚ほど保存可能。

 

ここで落とし穴なのがレタッチをする方は「RAW」を扱うと思いますが、「RAW+JPEG」のダブル保存する場合は保存可能枚数は半分以下になります。

 

私の場合はSDHCカード(32GB)を2枚持って撮影に出かけますが、「RAW + JPEG」ダブル保存で2~3時間の撮影を行います。

 

撮影する枚数は100~200枚以下でカード1枚で足りることが多いのですがその理由はムダな写真を撮らないことを心がけているため。

 

大容量でたくさん撮り過ぎると後々、写真の選別作業も時間がかかるし、シャッター回数も膨れ上がってしまうためカメラ寿命を短くすることにも繋がります。

 

そのため敢えて必要以上の大容量モデルを選ばないという選択肢もありますね。

 

余談ですが私の愛用しているOlympus「OM-D EM-5 markⅡ」ではハイレゾショットという8枚の写真をボディ内合成して6000万画素以上の写真を作るという機能があります。

 

RAW1枚で100MBを超えることもざらなので残容量を見ながら使用するハメに。

動画も高画質な写真も撮る

Cannonの「EOS R5」、SONY「α1」、Nikon「Z9」などハイエンドモデルのミラーレス一眼レフ機では4000万画素以上の静止画だけでなく8K動画という見れるデバイスの方が少ないよね?と思うほど高精細なムービーを撮ることができます。

 

憧れの高クオリティですが注意したいのは4K動画の倍の容量を食うという点。

 

4K動画では1分ごとに340MBから350MBの容量が必要なのに対して、8K動画撮影は1分ごとに600MBという驚異の容量モンスターです。

 

動画編集する場合は色んなシーンやカットを繋ぎ合わせて動画を作っていくわけですが、一本の動画を作るのに必要なカット数は最低「30秒動画 × 10本」と言われています。

 

単純計算しても「300MB × 10本=3GB」で使えない失敗シーンや静止画カットを含めると5GB~10GBはかかることになりますね。

 

容量的には16GBあれば十分だと思うかもしれませんが安価なSDHCカードでは転送速度が遅いのでPC転送するときに待ちぼうけをくらうことに。

 

おすすめはUHSスピードクラス以上・転送速度60MB/秒以上の性能を持つSDHCカード64GB~SDXCカード128GBは必要で、256GBあるとさらに安心できますね。

SDカードからAndroidやiPhoneに写真を移す方法

wifi設定
出典:unsplash

最近のミラーレス一眼レフカメラには標準でWi-Fi機能が付いている場合が多いと思います。

 

撮影した写真データをPCで現像する形式から最近では、スマホに直接取り込んでスマホ操作でレタッチすることも増えてきたのではないでしょか。

 

撮影したミラーレス一眼レフカメラの写真データをスマホに移す方法には以下の3つがあります。

 

✔Android・iPhoneに移す方法
①Wi-Fi機能付きカメラ→スマホ専用アプリ経由で転送(無線接続)
②SDカードをPC経由で直接SDカードフォルダから移す(有線接続)
③Wi-Fi機能付きSDカードで転送(無線接続)

 

【①Wi-Fi機能付きカメラ→スマホ専用アプリ経由で転送(無線接続)】
1.ミラーレス一眼レフカメラのWi-Fi機能をON
2.スマホのメーカー推奨アプリをダウンロードして開く
3.アプリのトップ画面からWi-Fi接続確認を行う
4.SDカード内に保存された写真データから転送したい写真を選択→転送

(メーカー推奨の写真転送用アプリ)
・Canonの場合、Android用「Canon Camera Connect」、iPhone用「Canon Camera Connect
・Nikonの場合、Android用「WirelessMobileUtility」、iPhone用「WirelessMobileUtility
・SONYの場合、Android用「Imaging Edge Mobile」、iPhone用「Imaging Edge Mobile
・Olympusの場合、Android用「OLYMPUS Image Share」、iPhone用「OLYMPUS Image Share
・富士の場合、Android用「FUJIFILM Camera Remote」、iPhone用「FUJIFILM CameraRemote

 

なおスマホ転送用アプリはメーカーごとによって異なるため、Android用iPhone用それぞれリンクを貼っておきます。



【②SDカードをPC経由で直接SDカードフォルダから移す(有線接続)】

1.SDカードをカードリーダーに差し込んでPCのUSBまたはSDカードスロットルに差し込む
2.PCドライブからSDカードを選択
3.フォルダ内から移動したい写真を選択
4.PCデスクトップまたはHDD・SDD内に保存する

 

もっとも確実な有線接続ですが自宅に帰ってから作業できないことが多いため、まとめて転送したい時におすすめですね。

 

【③Wi-Fi機能付きSDカードで転送(無線接続)】

1.「ezShare」のWi-Fi ON/OFFスイッチをONにする
2.ミラーレス一眼レフカメラの電源をON
3.Android・iPhoneの設定からWifiをタップ
4.「ez Share」を選択
5.初期パスワード「88888888」を入力
6.Googleブラウザを開いて「ez」と入力して検索
7.「ez」で繋がらない場合は「192.168.4.1」を入力検索
8.「ezShare」内に保存された写真フォルダが開くので転送したい画像を長押しで保存を選択

 

Wi-Fi機能付きSDカードを使用するには専用SDカード「ezShare」が必要になりますが、手軽に転送できる方法として人気があります。

 

Wi-Fi経由で転送する写真はよく「劣化するのでは?」という声がありますが、基本的にデジタル転送なので品質的には劣化しないとされています。

 

ただし、容量の大きいRAWデータを数十枚も転送する場合は、それなりに転送時間がかかるため「リサイズ」される設定になっていれば圧縮で劣化することも。

 

その際はスマホ専用アプリの設定を見直して「リサイズしない」「オリジナルのまま送る」にしておけば劣化を防ぐことができますね。

誤ってSDカード写真を削除した時の復旧方法は?

SDカードから外付けメディア
出典:unsplash

カメラマンあるあるですが撮った写真をカメラのモニター上で整理している時や、外付けメディアに転送している際に誤ってデータ削除してしまった経験がありませんか?

 

私もよくPC経由で外付けメディアに大量のデータ転送している時に、移行完了する前にSDカードを空にしてしまったことがあります。

 

扱うデータが大きいほど手順を誤って先にSDカードを削除してしまうなど、人間である以上どうしてもヒューマンエラーは避けられません。

 

そんな時に便利なのが「データ復旧方法」。データ復旧するには以下のような方法があります。

 

・業者に依頼して復旧してもらう
・「Recoverit」(リカバリット)ソフトを使って自分で復旧する

 

Recoveritはある程度、カンタンに操作できる設計になっていますが最低限の知識がなければ復旧するどころか永遠にデータが迷宮入りしてしまう可能性も。

 

「Recoverit」の操作についてはまた別の記事で紹介したいと思いますが、大切な写真が消えてしまわないか不安な方もいると思います。

 

そんな方はおすすめSDカードで紹介した「ELECOM(エレコム) SDXCカード」なら1年間のあいだで1度だけ無償でデータ復旧してくれるサービスがあるのでこちらを利用すると良いでしょう。

万全の準備をして撮影にのぞもう!

デジタルカメラとSDカード
出典:unsplash

今回はミラーレス一眼レフカメラで静止画や動画の保存メディアとして活用できるおすすめSDカードをご紹介してきました。

 

カード容量は大きいに越したことはないですが予算がかかるため、用途に合ったサイズ感と無駄な写真撮りを減らすことやすぐ外付けメディアに保存することも重要。

 

そして一番悲しいのが誤ってデータを削除してしまったりどこにあるか分からないなどデータ管理できないことです。

 

適切なSDカードを選んで大切なデータを守るための手立てや保管方法を考えておくと安心して撮影に臨むことができるのではないでしょうか。

 

今回の記事がミラーレスや一眼レフカメラに最適なSDカードを探している方の参考になれば幸いです。






鹿児島写真部MUZEでは「MUZE撮影会」やイベント企画など撮影技術向上を目指した企画を行っています。

 

前回、前々回と参加してなかった方でも気軽に参加することができるので、皆さんの部員応募やイベント参加をお待ちしています。

 

また、写真部MUZEでは2021年11月から有料「MUZE撮影会」を開催しており随時有料モデル(時給1500円~3500円・実働2h~4h程)を募集しています。興味のある方はこちらのモデル応募フォームまたはInstagramのDMよりご相談下さい。

 

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